気になるこの人

テキスト&イラスト・芦之由
2009年5月31日

アイドル歌手の継承者はピアノを弾いてやってきた:真野恵里菜

何か胸にざわついたものを感じた。5月22日の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系、金曜よる8時)で「はじめての経験」を歌う真野恵里菜を見たときの話だ。臆することなく正統派アイドルを演じきる彼女のまぶしさに触れ、松浦亜弥のような国民的アイドル歌手へと突っ走っちゃうんだろうな、そんな予感がした。

真野恵里菜はハロー!プロジェクトから久々のソロアイドルということで、アイドル好きの間では注目されていた存在らしい。ハロプロなのだがつんく♂プロデュースではないようで、「愛は勝つ~♪」のKANが楽曲を提供している。真野恵里菜のピアノの腕を活かす曲ということでKANなのだろう。勘だけど。

【イラスト画像】歌の合間にキーボードを弾く真野恵里菜
森高千里以来? 歌の合間にキーボードを弾く真野恵里菜

真野恵里菜は幼稚園からピアノを習っていたそうで、これまでの楽曲もキーボードを弾きながら歌っていたらしい。なお、「はじめての経験」はメジャーデビュー第二弾シングルだが、インディーズでも3枚のシングルをリリースしている。

そういう前提を知っていれば、ミュージックステーションで見せた前奏と間奏でキーボードを弾くというパフォーマンスもすんなり受け入れられると思うのだが、いきなりあれを見た人には演奏部分に違和感を持った人も少なくないようだ。

あの、曲間に楽器を演奏するスタイルを見て、わたしは森高千里を思い出した。デビュー曲「NEW SEASON」では、前奏ではパーカッション、間奏ではキーボードと森高千里の方が一枚上だったわけだが。
なんとビックリ、森高千里と真野恵里菜は誕生日が同じ4月11日なんだって。しかも事務所は同じアップフロントグループと、なにやら縁のある二人である。真野恵里菜が「17才」をカバーする日も近いかも。

真野恵里菜はTBSのネットドラマ「恋する星座」に主演している。このドラマは、ケータイ刑事シリーズ、東京少女シリーズなどを手がけ、新人女優発掘に定評のある丹羽多聞アンドリウがプロデューサーだ。そんなアンドリウプロデューサーに「本物を見つけた」と言わしめた彼女。やはり何か光るモノを持っているのだろう。

先日、たまたまつけたラジオで、7月に発売となる3rdシングル「世界は サマー・パーティ」を聴いたのだが、これまた昭和の香りのする見事なアイドルソングだった。まさにパーティは始まろうとしている。80年代アイドル好きだったお仲間たちも、パーティに乗り遅れないよう真野恵里菜に注目を。あ、もう注目してましたか。

今日の蛇足

キーボードを弾きながら歌うアイドルといえば、「ONE MILEの片想い」のときの越智静香を思い出すおともだちもいるかも。アイドルではないですが、JYONGRIもキーボードを弾きながら歌ってました。あの立ちキーボードはインパクトあったなぁ。

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