ツイッタードラマを責めないで：素直になれなくて

はじまる前は「ツイッタードラマ」と呼ばれてた「素直になれなくて」（フジテレビ系，木曜よる10時）だけど、ふたを開けると「ツイッターで叩かれるドラマ」になってしまったようだ。とにかくツイッターを愛する人たちからの評判はよろしくない。

【似顔絵イラスト】もっとリアルなツイッタードラマだったら...
ツイッターオフ会ならこんな感じになりそうですな。

たしかにツイッターが生かされてないとは思う。でも、オフ会で集まってもみんなケータイやiPhoneでツイッターばかり見てたり、どこに行っても「なう」「なう」つぶやいてたりするドラマを視聴者は見たいんだろうか？

忽那汐里が主演の「7万人探偵ニトベ」というドラマがあった。主人公の女子大生は、いつでもどこでもケータイで写真を撮ってはブログを更新してる中川翔子みたいな人。なぜかいつも事件に巻き込まれるのだが、ブログの読者7万人が知恵を貸してくれて、事件を解決してしまうというパターンだった。

この「7万人探偵ニトベ」は、今ならツイッターという設定にするとよさそう。7万人のフォロワーがいるツイッターユーザーとすればイメージしやすい。「集合知」「ゆるく広いつながり」がテーマという、ツイッター通も満足なツイッタードラマになりそうね。

そもそも「素直になれなくて」は、ツイッタードラマじゃない。フジテレビや番組サイドは、「ツイッターがテーマ」「ツイッタードラマ」なんて言ってないはず。ツイッターは小道具に過ぎないのに、勝手に期待されて勝手に「裏切られた感」を持たれて残念な感じだな。

「素直になれなくて」というタイトルは、Chicago（シカゴ）の曲のタイトル（原題は「Hard to Say I'm Sorry」）から取ったようだ。わたしにとっては「素直になれなくて」といえば五十嵐いづみの曲だけどね。そんなどうでもいいことでも、ツイッターでつぶやいたら、「少女コマンドーIZUMIの挿入歌ですよね」とかいう返事もくるかもしれない。そこからラブストーリーが始まったり...はないな。

今日の蛇足

あまり宣伝してないのだが、「今日の岡江久美子」はツイッターでも@okaekumikoで配信している。岡江さんが発言してるようで面白いかなと思ったけど、ほとんどフォローされてない隠れた存在。「はなまるマーケット」公式サイトの更新情報を勝手につぶやく「はなまるくんロボ（@hanamaru_info）」も実験中。

キーワード：7万人探偵ニトベツイッター素直になれなくて忽那汐里五十嵐いづみ

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