金八スピリッツで目指せシリーズ化：ハガネの女
テレビ朝日系の金曜深夜ドラマ「ハガネの女」が終了した。全7話とあっという間だったが、スピーディな展開で見応えがあった。
連ドラ初主演の吉瀬美智子が、小学校を舞台に熱血教師・芳賀稲子（ハガネ）役を熱演。すっぴんで登場したり頭から水をかぶったり、色々やらされてたけどカッコよかったなぁ。クールビューティな吉瀬美智子にはあまり興味がなかったけど、生き生きとしたハガネ役の彼女はずっと見ていたいと思った。
ハガネ先生と金八先生
気になる子供がいたらすぐ家庭訪問、放課後行方不明の生徒を走り回って探し、生徒も親も自分の部屋に泊めたりもする。プライベートタイムも全力で教師として働き、生徒の家庭の問題にもどんどん首を突っ込むのがハガネ流だ。
そう、彼女の先生像は金八先生に重なる。金八先生なき今（続編やらないのかなぁ）、金八スピリッツを引き継ぐのはハガネ先生がふさわしい。「ごくせん」のヤンクミ、そしてハガネと熱血教師は女性の時代なのかな。
金八先生は人々に愛されたのと同時に、「偽善」「理想論」「全体主義」など批判が多いのも事実。現実には金八先生なんていないし、あんな先生にはなれないと「わたしたちの教科書」（2007年、フジテレビ系）でも登場人物の教師が口にしていた。
でも、「Mother」（日本テレビ系）の怜南（継美）ちゃんの担任がハガネ先生なら、すぐに家に踏み込んで虐待問題を解決できたんじゃないかと想像したりもする。怜南の母親にカツを入れ、その恋人の虐待男を二、三発殴ってね。生徒の家庭問題に首を突っ込める金八先生的な人がいれば、解決できる問題も多いんじゃないのかなぁ。
マンガが原作の「ハガネの女」はドラマ化されてないネタもまだあるはずだし、続編に期待したいね。シリーズ化して定期的にハガネ役の吉瀬美智子を見せてほしいな。豪華メンバーの子役陣が再び揃うのが難しいかもしれないけど。
今日の蛇足
「ハガネの女」最終回は、W杯準々決勝「オランダ×ブラジル」の裏にも関わらず10.2%と健闘した。番組BBSにも続編を期待する声が多く、続編は実現しちゃうかも。続編を期待させるような終わり方だったし。4年3組のメンバーが卒業するところまでやってほしいね。
キーワード：わたしたちの教科書 ハガネの女 金八先生 Mother 吉瀬美智子
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