第5回「虹」福山雅治
今週は、ばっちり更新! ちょっと嬉しい気分です。さぁ、5回目となったこのコーナー。毎週のTOP10ってこんなに変動するんだ、ってことに改めて気づきました。来週書こうかな? なんて思っていても姿を消してしまう曲もある。ちなみに今週も初登場が、7曲です!
●福山雅治って?
(→公式サイト)
福山雅治(ふくやままさはる):1969年02月06日長崎県生まれ。
今年でデビュー13年。それを記念して2003年08月27日にMAGNUM SINGLE「虹/ひまわり/それがすべてさ」とMAGNUM COLLECTION「SLOW」が同時発売。ジャケットは、今の福山と13年前の福山。ちょっと笑えるCMも流れてるね。男前なのに、さっぱりしている。女性からの好感度はかなり高いでしょう! っていうか私は、男前オトコの中では結構好きなほうです。
■福山だって完璧じゃないさ!
人はいつも強いわけではない。そして、何でも知っているわけでない。「そんなこと分かってるよ」って言われるかもしれないけど、意外に人は、自分は強いし、だいたいのことは分かってるなんて思っちゃってるものだ。それは、悪いことではないし、そう思っていなきゃ、この社会、なかなか生きていけないものである。
なんだか、矛盾しているようなことを書いてるみたいだけど。つまり、「自分は強くないかもしれない」とか「自分にも知らないことがたくさんあるぞ」ってことを認識することが大事なのだ。それを、人に向かって言う必要はないけど、自分の中で分かっていることが大事。そうすれば、世の中から「うつ病」も少しは減るかもと思う。自分は弱いとこもある。それでいいじゃないか? ってことを勇気を持って認めてみようよ。
前置きが長くなったけど、この『虹』では、福山雅治という格好いい、いろんなものを手に入れて、成功していると思われる男が、こんな風に唄っている。
君が 君だけが 教えてくれたよ
サヨナラのかわりに 君がくれたんだ
この勇気をくれたんだ
つまり、彼にだって、知らないことがあるし、勇気がなかったりする時もあるんだということ。それを自分で気づいたり、人生の先輩に教えてもらうんじゃなくて、君に教えてもらうってことだ。世の中にはプライドの高い男が多い(あくまでひとつの意見です)、彼らは、「君」と呼ぶ対象の人物の言葉を正直に聞けないものだ。
■ドラマ「ウォーター・ボーイズ」との関連性
『虹』は、9月9日に最終回を迎えたドラマ「ウォーター・ボーイズ」の主題歌となっている。ということは、やっぱり、どこかに関連性はないものかと考えてみた。5人の高校生が、大人の反対と戦いながら、自分たちのやりたいことを貫くというストーリー。何度もあきらめそうになる。何度もやめそうになる彼ら。だけど、
いま僕は行くのさ
イメージの向こう側へ 僕の向こうへと
さぁ 飛び立とう
元々、リーダーなんて全くできそうになかった進藤勘九郎は、多くの難関を乗り越えて、イメージの向こうへちゃんと着地できたじゃない? 人生の最大のライバルは、自分が思い込んでいる自分だ。「僕にはできない」と思っていることを乗り越えたとき、「僕にできる」という現実になる。そして、若さの向こう見ずさで言えば、
ただ 雨に打たれ
ただ 虹を待ってたんだ 疑いもせずに
疑うことなく続けることは何よりも強いもの。常識は、持たなきゃいけないし、常識はずれなことは、人に迷惑をかける。しかし、常識の範囲内だけで、小さく生きることが良しとされるわけではない。時には、ちゃんと説得した上で、常識を打ち破ることが新しい幕開けになるのだ。 火曜日の最終回では、見事な演技が見れたね。みんな見た? 「虹 シンクロナイズmix」での演技もあったね。 ウォーター・ボーイズは「連ドラっ子世にはばかる」でも取り上げているので、よろしくね。
公開:2003/09/12 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.