第44回「LOVE&HONEY」倖田來未
ついに関東地方も梅雨入りです。そして、今年の夏は暑くなるらしい。今から電気代が心配だな。さて、本日紹介するのは、倖田來未「LOVE&HONEY」。キューティーハニーについて語ります!
●倖田來未って?
(→公式サイト)
倖田來未(こうだくみ):1982年11月13日生 A型 京都府出身
1999年“avex dream 2000”オーディションで準グランブリ受賞。2000年12月06日、高校在学中にシングル「TAKE BACK」でアメリカデビュー。ビルボード誌の「ホットダンスミュージック・マキシシングルセールスチャート」で初登場20位という快挙を達成する。また、「TAKE BACK」がKaneboのCMソングに採用されたことで、日本での人気も高まる。2001年05月09日には、新曲「Trust Your Love」をリリース。高い歌唱力で、シンガーとしてのポジションを確立する。
■女の子の憧れ?
キューティーハニーがテレビアニメとして登場したのは、1973年10月のこと。何度も再放送されているので、とても馴染みがあるのだけど、もともとは21年前に6ヶ月間放送されただけなんだね。その後、1994年と1997年にビデオで「新・キューティーハニー」と「キューティーハニー フラッシュ」が制作されている。でも、印象的なのは、テレビアニメの如月ハニーだな。今回、サトエリこと佐藤江梨子が実写映画化でハニーを演じることになり再び火がついた。
この頃 はやりの女の子
お尻の小さな 女の子
こっちを向いてよ ハニー
だってなんだか
だってだってなんだもん
この部分、30歳代以上の人は、耳にしっかり残っているのでは? と思うのだけど、どうでしょう? そして、テレビアニメの放送から約20年が経た今も、お尻の小さな女の子は、この頃でもはやりだな、と思う。変身時に洋服が破けるというのはかなり衝撃的だったし、斬新なアニメだったけど、エッチさ以上に、如月ハニーは格好良かった。
そして、「だってなんだか だってだってなんだもん」という意味不明の言葉は、女の子特有の理解できない感情として、ちょっとした流行になった気がする。「だってなんだか、だってだってなんだもん!」かわいい女の子に言われたらたまらない言葉だよね。デキる女に呟かれても、それはそれで、魅力的。
■倖田來未もハニーチック?
高校時代にアメリカでデビューという経歴を持つ倖田來未。これまでの音楽スタイルや彼女も容姿の格好よさは、ハニーに通じるような。そして、プロモーションビデオでは、ちゃっかり彼女自身がハニーを演じているよう。こちらやこちらやこちらを参照あれ!
わたしのハートは チュクチュクしちゃうの
さて、ハニーと言えばこの“チュクチュク”という言葉がかなりのインパクトを持っている。今じゃすっかり聞き慣れているけど、“チュクチュク”っていう擬態語(?)は、独特の世界を持つ言葉になっている。いったい、この“チュクチュク”って言葉の由来は何なのだろう? なぜ、ドキドキやバクバクといったハートの分かりやすい擬態語ではなかったのだろう? 疑問は広がる。しかし、この部分が、ありふれた擬態語であったならば、キューティーハニーはこれほど、世の中に広がらなかったかもしれない。辞書にない擬態語はパワフルだなぁ。
公開:2004/06/11 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.