第50回「GALAXY」RIP SLYME
あり得ないくらいの暑さの関東地方。出かけた瞬間に汗が出るから、電車に乗ると急に寒くて、と身体には良くない日々。いったい、いつまでこの酷暑続くの? さて、本日は、RIP SLYMEの「GALAXY」です。
●RIP SLYME(リップ スライム)って?
(→公式サイト)
(→レコード会社サイト)
RYO-Z(リョージ):1974年07月15日生 AB型
ILMARI(イルマリ):1975年06月17日生 ?型
PES(ペス):1976年12月27日生 B型
SU(スー):1973年11月20日生 O型
FUMIYA(フミヤ):1979年03月14日生 A型
1994年8月結成。その年の12月に『Young MCs in Town』の新人ラッパーコンテストで優勝。1995年10月21日インディーズでアルバム「LIP’S RHYME」をリリース。1998年には、EASTENDのバックダンサーだったSUがメンバー入りし、"1DJ+4MC"という形に。2001年3月22日シングル「STEPPER’S DELIGHT」で、メジャーデビュー。
■韻の妙
ラップと言えば韻。そして、ラップでなくても、詞と言えば韻がポイント。韻を踏むことで小気味良い言葉になる。これは、もう昔からそうなんだよね。
まず Routine(yeah) 決めて Groovin'(yeah)
君と二人で朝まで Cruisin'(yeah)
この曲は、こんな感じに、英語。でも、日本語でやるのも楽しい。そのために逆引き辞典があるのかなと思うくらい。気持ちよく音にはまると、「やった!」って感じなんです。これマジで。
■想像しない言葉の組み合わせ
言葉は組み合わせによって無限に増える。ただ、既成概念に縛られていると限りがあるもの。そんなことを吹き飛ばしてくれるのが、彼らの歌詞だったりする。
無重力リクライニング さぁ 行くぜ 本格的に
今夜素敵に Cosmic dance fever
「無重力リクライニング」。いやぁ、これって分かる気がするーー、って思いませんか? 無重力は漂うこと。それとリクライニングがくっついて、まるでワンワードになっている。意味不明ではなく、新語って感じ。作家にとって語彙を増やすのは大事なこと。新しい言葉を作るのも、才能だよね。
公開:2004/07/23 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.