第60回「ジグソーパズル」ソニン
気温が高くても、空は秋の気配。季節の変化を身体で感じています。いろんな意味で今年の9月は早かった! さて今日は、ソニンの「ジグソーパズル」。
●ソニンって?
(→公式サイト)
(→レコード会社サイト)
ソニン:1983年03月19日生 高知県出身 O型
2000年10月18日。「EE JUMP」として、「LOVE IS ENERGY!」でデビュー。2002年08月21日にソロで再デビュー。ソロ活動では、「カレーライスの女」、「津軽海峡の女」の女シリーズ。「合コン後のファミレスにて」などの個性的な曲を歌う。セクシーな衣装も見逃せない。
■ポジティブ、ネガティブ
生まれた瞬間、人はあらゆる可能性を持っている。何にだってなれるし、どんな事だってできる。夢は360度広がっている。ただ、生まれた家や親によって、制限されることもあるし、跡継ぎとしてすでに決められた未来があったりもする。だが、それをどうするかは、自身の問題。自分で決めて自分で動けば、とんでもないことではない限り(アメリカ大統領になるとか)、やってのけることができるはずだ。
「愛」「夢」「理想」「希望」
いつからか妥協して折り合いを付けて生きてる
「孤独」「挫折」「リアル」「失望」
現実を生きるには諦めが必要なんでしょ?
子どもが大人になんかなりたくないということがある。ピーターパン症候群だ。その理由は、自分の親を見たり、身近な大人をみたりして思うこと。あんな大人にはなりたくない、と。「愛」「夢」「理想」「希望」と「孤独」「挫折」「リアル」「失望」は完全に対照的な言葉。歌の中では、「どこかで失くしたピースを外したまま生きる」と歌っている。でも、それって、淋しいことではない。失くしたものはいらなかったものかもしれない。最大限に力を発揮して得たものであれば、それが人生として、OKなのだ。
■現実を見れば、未来が見える
20歳になった時、想像していた20歳より、子どもだなぁと思ったことってありませんか? 私はそうでした。でも、現実を生きるしかないから、いつまでもそんな事考えてはいられない。隣の芝は青いというような感覚? これは、子ども頃から見た大人というより、大人になってからのもっと大人もそんなもんだ。30歳になったら、もっと大人になってる思ってたのに、まだこんなだ、って思ってるし。
幼い頃描いた「すべてを手にする大人」にはさあ
なれなかったみたいだね、Maybe
永遠に追いかけっこなんだろうね。理想年齢と実年齢は。だから、前に進もうと思う。それが、生きるってこと。ちょっと諦めモードの歌詞だけど、そこで解釈を止めずに、一歩進めて考えて欲しい。失くしたものを数えるより、持っているものを数えよう! って前向きにして締めくくっておくぞ。
公開:2004/10/02 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.