第73回「楽園」Do As Infinity
2004年も最後の日となりました。いろいろあった一年でした〜。基本的に前向きな変化だったので、この気持ちをもって2005年へ突入するつもりです。さて、本日は、Do As Infinityの「楽園」を紹介します。
●Do As Infinityって?
(→公式サイト)
(→Do As Infinity Do The Radioサイト
伴都美子(ばんとみこ):1979年01月09日 熊本県生まれ
大渡亮(おおわたりりょう):1971年04月04日 神奈川県生まれ
長尾大(ながおだい):1971年03月28日 千葉県生まれ
デビュー前から、ハチ公前で路上ライブを行う。1999年09月29日、「Tangerine Dream」でメジャーデビュー。2001年02月21日、リリースの2nd アルバム「NEW WORLD」が、オリコン1位を獲得。2003年03月12日には、ライブアルバム「Do The Live」をリリース。2003年、「Do The Best」により「第17回ゴールテドディスク大賞"ポップ&ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー"」を受賞。なお、「Do As Infinity」は、長尾大の大(DAI)より命名されている。
■母という言葉の重さ、強さ
歌詞に母親を登場させるのは、ひとつの技である。そして、その登場のさせ方が、書き手の思いである。誰にとっても母親は特別な存在であり、人それぞれの思いがある。聴き手が持つ思いにどういう感情をかき立てさえるのかが、その歌詞の存在になる。と言っても、技だけで歌詞ができるものではないから、純粋な思いが滲み出ていれば、自ずと伝わるものだ。
今 母の温もりを
この果てしなく広い 世界に
自分だけの地図 描いて
母からの温もり。それは、きっと大人になっても心の中に持ち続けるもの。最近、悲しい事件が、多く発生している。母親が、母親となりきれないのか? とても悲しいことだ。親子であれ、人と人。子どもは自分の所有物ではないはずなのに、なぜ? と感じることも多い。温もりがちゃんと伝わることを祈る。
■負のエネルギーが呼ぶものは
今年、強く感じたこと。自分にとって負のエネルギーを与える人の近くには行かない。できるだけ、距離をとるということ。負のエネルギーから生まれるものは、マイナスのパワー。そこに限りあるエネルギーを使うのは、辛いことだ。
憎んでも 何一つ
生まれないんだよ
憎しみからは、何も生まれない。憎む理由は何なのか? 憎む必要があるのか? そこまで掘り下げて考えてみたら、何か変わるのかもしれない。誰かを憎むことで、自分の存在を確かめることだけはやめて欲しいと願う。
公開:2004/12/31 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.