第82回「三国駅」aiko
寒暖差が激しい毎日。春が近い合図でもあるんだろうけど。うーん、あと一息だ。本日は、aikoの「三国駅」。
●aiko(あいこ)って?
(→公式サイト)
aiko:1975年11月22日生 大阪府出身
大阪で放送されていたラジオ番組と、ライブ活動から火がつき1998年07月17日メジャーデビュー。2000年12月31日にはNHK紅白歌合戦初出場。メジャーデビューから今年で7年目。安定した人気を得ている。おっと、気づけば彼女も今年で30歳。
■地元「三国駅」を歌った
阪急(宝塚線)三国駅近くにある大阪音大短期部のポピュラーヴォーカル学科を卒業しているaiko。三国は学生時代、毎日のように遊んでた場所だそうだ。つまり、思い出の場所を歌ったということだ。aikoの場合は、三国。そして、ひとそれぞれこういう場所ってあると思う。私は、短大があった三重だったりするかも。♪変わらない街並み あそこのボーリング場♪具体的な映像。そして、それと呼応するような感情♪焦っていたのは自分で 煮詰まってみたり 怖がってみたり♪。なんか、懐かしい気持ちになってくる。
あの日に決して恥じない様に
しかし、ただ懐かしがってばかりいるわけにはいかない。あの日から過ぎた日々の分だけ、私たちは大人になった。あの時、思っていた今の年齢は、現実にはどうなの?って問いかけてみるのも必要。あの日に、すごく頑張っていたのなら、それに応えているか。あの日に、すごく迷っていたなら、何かを見つけているか。人は歴史を持って生きているものである。
■越えられるハードル
苦しい時は、永遠に続くものではない、と信じている。それに、今の苦しさは、超えることによって苦しいことでなくなるということも、信じている。でも最中にいる時には、そんな余裕はまったくない。でも、なんだかんだ言って超えてきてるんじゃないかなぁ。人って意外とタフだったりする。
「苦しい時は助けてあげる だから安心しなさい」
自由に舞う 声がする
神様は越えられるだけの試練しか与えない。そうであるとすれば、「苦しい時は助けてあげる だから安心しない」っていう言葉が神様の言葉のような気がする。今の苦しみは、与えられたテストみたいなもの。合格すれば、夢を叶えてあげるって感じ。でも、夢ってどんどん育っていくから、常に繰り返していくんだけどね。試練って与えられるものじゃなく、自分で選んでいるって感じもするな。だからこそ、自由に舞えばいいのだ。苦しさなんてことで括らずに、自由に感じてしまえばいいのだ。
公開:2005/02/27 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.