第101回「Here I Am/New Album Playlist」globe
梅雨の晴れ間?今日は天気がいいね〜。洗濯物を乾して、気持ち良い朝を迎えています。さーーて、週末。今日は、学校での講師。楽しく仕事するべし。紹介するのは、globeの「Here I Am/New Album Playlist」。
●globe(ぐろーぶ)って?
(→公式サイト)
小室哲哉:1958年11月27日生 東京都出身
KEIKO:1972年08月18日生 大分県出身
MARC PANTHER:1970年02月27日生 フランス出身
YOSHIKI:1965年11月20日生 千葉県出身
1995年08月09日シングル「Feel Like dance」でデビュー。1997年03月には、日本初の4大ドームでのコンサートツアーを成功させた。1999年09月22日には、BEST+NEW ALBUM「CRUISE RECORD 1995-2000」をリリース。2000年03月にはメンバー各個人をそれぞれフューチャリングしたシングルを同時リリース。特にKEIKOはこの年2回のソロツアーを敢行。21世紀に入り、"トランス"という切り口から新たなglobeサウンド展開。そして2002年09月01日。X JAPANのリーダーかつドラマー、ピアニストであったYOSHIKIが正式に新メンバーとして加入した。
■かなり難しい「からっぽ」な状態
人はいつも何かしら考えている。眠っていても夢を見るくらいだから、脳っていったいいつ休んでいるんだろう?って思ってしまう。休んだら、もしかして脳死なのか。難しいな。さて、この歌詞の中にある「からっぽ」という言葉。実際、頭をからっぽにするのはとっても難しいことだと感じている。例えば、瞑想。何度もチャレンジしているんだけど、いつも雑念が入ってしまって、ぜんぜん「からっぽ」にならない。もっともっと、自分の内面と対話したいと思うのに、周りで起こることに振りまわされている自分に気付き、あぁ、「無」になるって修行が必要だ!と思うこの頃。
港町 丘の上 風をうけ
めずらしいくらい頭はからっぽ
まぁ、そんな難しく考えず、一時、仕事のことやめんどくさい問題を忘れて、気持ちのいい空間に身体を置くことで頭を軽くすることはできそう。その瞬間の気持ち良さを身体いっぱいに感じるということ。それって、身体や心のケアにとっても大事だと思う。港町 丘の上 風。シチュエーションは揃っている。身体をその空気に任せて力を抜いてみればいいのかもしれない。
■流行遅れの「がんばる」
「頑張っているのに、うまくいかない」と嘆く方がいる。「うーん、大変ですね」、と声をかけるのだけど。この「がんばる」という言葉。かなり主観的なもの。いったい何を基準にその人は頑張っているというのか。彼の中での比較でしかないのではないか、と思うので、私は頑張っているのに、っていう言葉をあまり重く受けとらない。これとこれとこれをやったという事実を並べてもらった方が分かりやすい。そうすれば、納得もできるし、アドバイスもできるかもしれない。がんばる際に、きっと余計なところに力が入っていて、がんばった分だけの成果が上がらないから、でるだろう嘆きの言葉。効率よくがんばれば、それはがんばったというより楽しんだってことになるかもしれない。
毎日毎日みんながんばる
それを言えば 人はみな煙たがる
そして、歌詞にもあるように、「がんばる」という言葉は、あまり歓迎されないものになってしまったようだ。これはクールを装う格好付けの結果なのか、それとも本当に主観のがんばるより客観の事実を重視するからなのか。どちらかは、わからないけど。確かに、がんばることを主張するのは、今は歓迎されないね。私自身、「がんばっているオーラ」を出し過ぎると注意されたことがある。その言葉の意味は、「こんなにもやっているからなんとかしてよ」、っていう甘えがあるという指摘。それから、私は、がんばるオーラは隠すようにしている。隠すというか、アピールはしないということ。普通にしていればいいのかなって思っている。まぁ、そんな理想的な人になれない時もあるけどね。
公開:2005/07/15 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.