連ドラっ子画報

第三回：こちら本池上署

TBSはこの時間帯を「水戸黄門」とこの番組との交互のローテーションで続けるつもりのようですな。そんなわけで、今回でシリーズ三作目の「こち池」こと「こちら本池上署」。番組名に「3」とかついてないのは、「水戸黄門」や「渡る世間は鬼ばかり」のように長寿シリーズを目指しているからのようよ。
「水戸黄門」を見ているような人が、すんなり入っていけるようなドラマなので、おしゃれでトレンディでラブストーリーで自分探しなドラマを期待している人には物足りないかもしれない。しかし、このドラマの「ゆるさ」や予定調和的な内容が、見ているうちにだんだんくせになっていくのも確か。
「プライド」のハル風に言えば、「古き良き時代のドラマ」ってところ。

さて、三作目になってのメンバー交代として、伊原剛志、もたいまさこ、佐藤B作が出なくなり、銀粉蝶、村田雄浩、猫背椿、中澤裕子が新たに加わった。

中澤裕子は加護ちゃん同様、番組最後の署長宅でのなごみシーンに出てくる役どころ。加護ちゃんほど「目当て」で見る人がいるのかどうか疑問ではあるが、中澤と加護ちゃんが共演するところがファンには見所なのかも。
昼あんどんであるが、いつも最後はきっちり決めてくれる高嶋政伸はさすがの存在感だ。欲を言えば、「ホテル」での「姉さん、事件です」「申し訳ございません」のような定番フレーズがあるといいのにね。