今クールの連ドラは何を観てますか?
ロイヤルガーデンサラダが気になる連続ドラマを追いかけながら紹介するのがこのコーナー。 連ドラ同様先はどうなるか分かりませんが、とにかくスタート。 |
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■「サイコドクター」最終回(第十一回) (2002/12/18) ●ゲスト:いかりや長介 ●症状:トラウマ・洗脳の爆弾 トラウマ 幼い頃の体験が身体の中に"ある恐怖"を植え込み、大人になっても恐怖や不安を持ちつづけること。知らない間にトラウマになっていた場合、その事実を見つけることで解放されることもある。 洗脳の爆弾弱い部分に付けこんで"ある言葉"を聞くと恐怖感が高まり人や自分を傷つけることがある。 洗脳を完全に解くために必要なことは、心に埋め込まれた爆弾を解除すること。内科医、三七子(羽田美智子)の母、洋子(渡辺美佐子)の場合は「海」という言葉を聞くことで恐怖感が起こり「実りの家族」へ帰ろうとする爆弾が仕掛けられていた。その行為を止めようとするものが現れると、その対象を傷つけたり自分を傷つけたりするのだ。「海」が何を意味し、なぜ恐怖感を起こさせるのかを付きとめるために家族でビデオを見る。原因は、三七子が3歳の時に海で起きた出来事だった。洋子が目を離した隙に波にさらわれ溺れそうになった三七子。洋子はそのことが自分のせいだと思いこみ長い間自分を責めつづけていたのだ。洗脳は、弱い部分に付けこんでくる。解くためには、その事実を言葉にする必要があるのだ。そこで許されたと認識することで爆弾は解除される。手のひらについた血、女性の顔、『おもいでのアルバム』のメロディ。楷の洗浄強迫の原因が明らかになった。15歳で失った両親は本当の親ではなく、彼の本当の父親は尊敬する精神科医 石森(いかりや長介)だったのだ。石森の妻、楷の母親は30年前にカルト集団に洗脳の爆弾を埋め込まれ自殺した。それを発見した2歳の楷。母親の血で染められた楷の手のひら。女性の顔は本当の母親の顔。『おもいでのアルバム』はその時、通りかかった幼稚園児が歌っていた曲。 無意識のうちの怖れていた恐怖が分かった楷の洗浄強迫はやがて治まるだろう。 そして、石森も心因性の理由で失明していた。その理由はもちろん30年前、息子である楷を捨てたことが関係している。石森が救われる方法は、楷に父親と呼んでもらうことなのだ。 毎回、クリニックに診察に訪れていた不安障害を患う川村(秋山菜津子)も順調に回復していった。不安が訪れそうになったら「ストップ」、「大丈夫」と繰り返す。自分に言い聞かせることはとても大切なことなのだ。 11回にわたり精神科医の臨床の現場を伝えた「サイコドクター」。いつの間にか殺人事件というドラマらしい演出はなくなり、純粋に病気についての内容に変わっていった。ドラマで伝えられることはあくまでフィクションであり、すべてをまるごと信じるのは危険だが、今、日本には心を病んでいる人間が多い。しかし、心の病気に対しての日本人の理解や日本社会の対応は低い。心を病むことは特別な人がなることではない。いつ自分がそうなるかは分からない。そのことも覚えていてほしい。 キーワード:罪悪感を癒すのは許し。 自分自身をコントロールできない人間には、患者の治療はできない。 (2002/12/22公開 )▲このページの先頭へ ■「サイコドクター」第十回 (2002/12/11) ●ゲスト:渡辺美佐子 ●症状:変性意識状態→洗脳 変性意識状態 頭の中がぼーっとする状態。質問攻めで戸惑いや混乱を起こさせ暗示をかけること。 洗脳心の奥深くまで入り込んでコントロールすること。日常生活から切り離した状態で時間をかけて行われる。但し、薬を使えば短時間でも可能。 内科医、三七子(羽田美智子)の母、洋子(渡辺美佐子)が、「実りの家族」という集団と関わるようになってから、様子がおかしいという。宗教団体ではないが、野菜つくりを通じて、結局はお金を目当てにする組織らしい。そこで作られた野菜で作る野菜ジュースに薬が入れられており、短時間で人々を洗脳していたのだ。 キーワード:自分で考えることをやめているんだ。 情報:今の日本には脱洗脳を手がけている精神科医は極めて少ない。(テレビのセリフ故に情報としての正確さは不明) (2002/12/15公開 )▲このページの先頭へ
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