第十一回(THE END)
■なんだかんだでハッピーエンド
赤羽(本名、虻野辺加奈子)は、心を決めた。マスター(はったんまんじろう改めハロルド山田)を選んだのだ。そして、虻野辺加奈子は、自分の過去を告白した。人は、本当に人を愛した時、その人に嘘をつきたくない、自分の真の姿を知って欲しいと思うのでしょう。そこで、告白された話は、まるでドラマ「軽井沢夫人」。そして、小暮様さながらの鈴木様が登場。マスターと勝負となったのだ。しかし、コーヒーで勝負のはずが、お腹をすかしていた鈴木様はマスターのナポリタンに感動! マスターは勝利したのです。
そして、ビシっと決めたプロポース。
「やはり僕の恋人はコーヒーだけでした。ですから、もし恋人のいる男で良かったら、僕のかみさんになってください」
答えは
「はい」
そんなわけで、2年後、マスターが連鎖させたり、リバースさせたりしたABCDEFGHの人々は、人の心は当てにならないという言葉の通り、心変わりの果てにいくつかのカップルを誕生させた。
- 井堀&千倉
- ベッシー&エモやん
- 土井垣&赤い女
そして、虻野辺加奈子は、日本バリスタ選手権 グランプリ獲得
■経験と人生と魂を込めて by B,C,D,E,F,G
おまえが恐れているのは、この女の過去だ。愛は年月じゃない。by船越&千倉
Don't look back! 過去を振り返るな! そして、逃げちゃだめだ。byベッシー
東京地方の店長は晴れ! 明日は店長日和です。byエモやん
♪赤、青、黄色の衣装を着けた店長ムシがしゃしゃり出て♪by忍くん
君のかみさんの話もしてくださいよ。byコロンボ
■マスター松岡の「誰にも言えない」
- マスターではなく店長と呼んでほしい
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