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TVっ子BANZAI
ロイヤルガーデンサラダはテレビっ子
TVに関してのいろんなコーナーを考えたりしてるんだけど、
肩の力の抜けたコラムっぽいのもあってもいいんじゃないの、
と思って作ってみた。
 
■■リスト■■
主夫という言葉を定着させると同時に 奥さん、旦那さんという呼び方を変えてみない?
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■タトゥー騒動に子役の仕込み発覚 それでも平気な司会者タモリの長所とは
■今お笑い界を牽引するのはフジでも日テレでもなくNHK!?
■やっぱり生で見たかったEPIC25記念ライブがNHKで放送
■80年代アイドルファンはとにかく必見な番組を発見
■人気脚本家もお気に入り? 元TPD女優の魅力とは
■今更ながらでありますが クレヨンしんちゃんを援護せよ
■ちゅらさんといえば 遙ちゃんのこの名台詞
■子供の心で四十代 マイケルの真実はいかに
■あなたならどうする? 余命あとわずかな主人公たち
■さよならは言わないよ 再放送でまた会おうねどれみちゃん
■設定ってのは大事なのです カードデッキでライダー変身
■年末年始に2女優を見る。
■2002年印象に残った番組 ベスト2(2かよ←三村風)
■末は家元か大女優か? 最近注目・第二のナカジマトモコ
■ドラえもんリニューアル 不評の噂を探る
■野球放送延長と連続ドラマ
■ソンミとヨンミ 紛らわしいって
■さ〜て来週のリフォームは とは言いません
■アニメは進化する フルCG&フラッシュ
■頑張れひばり息子 加藤和也は31歳社長
■逆仮面ライダー商法? イケメンお料理番組
■月曜日は正解発表!? 毎週楽しみだったさくら先生の英単語

■やっぱり生で見たかった
 EPIC25記念ライブがNHKで放送


『スーパーライブ「あの日、僕らの青春時代」〜時を越えた80年代サウンド〜』
NHK BS-2(衛星放送第2) 5/21(水)23:00〜24:00

EPICレコード(昔はエピックソニーだったね)は今年で25周年、四半世紀を迎えたわけだ。
それを記念して「EPIC25」という記念事業を行っており、ベストCD、コンピレーションCDなどが発売されている。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/EPIC/EPIC25/

渡辺美里、岡村靖幸、松岡英明、鈴木祥子、遊佐未森、片桐麻美。あのころ私のCDラックに名を連ねるアーティストたちは、ほとんどがEPICの人たちだった。
他にも、大江千里、大沢誉志幸、小比類巻かほる、佐野元春、TM NETWORKなどJ-POPの原点とも言える数々のアーティストたちが、みな同じレーベルだったと考えると結構すごいことかも。
ちなみにここで名前を挙げたみなさんは、今でもみな活動中であるが、レコード会社を移籍している人も少なくない。

そして、EPIC25 LIVEという記念ライブも大阪、東京で行われた。
東京・国立代々木第一体育館で2/22、23に行われたライブの模様は、NHKハイビジョンおよびNHK BS-2で放送されることとなったが、我が家ではハイビジョン放送は見れないので、5/21オンエアされたBS-2版を観た。

オンエアされたのは
「Get Wild」TM NETWORK
「My Revolution」渡辺美里
「め組の人」鈴木雅之
「ロンリーチャップリン」鈴木聖美 with 鈴木雅之
「激しい雨が」THE MODS
「雨が強い日」HARRY (元ストリート・スライダース)
「以心伝心」松岡英明
「Hold On Me」小比類巻かほる
「YOU」大江千里
「そして僕は途方に暮れる」大沢誉志幸
「アンジェリーナ」佐野元春
「SOMEDAY」佐野元春(出演者全員で)
の各アーティストの代表曲12曲。

このライブ限りの再結成をしたバービーボーイズは、この番組での映像使用を許可しなかったそうで、楽しみにしていたファンは落胆したようである。まあいろいろ大人の事情ってものがあるのだろう。

ところで、新聞のテレビ欄のこの番組のタイトルが「あの日、僕らの青春時代ライブ」となっていたところからケチが付き始める。
こんなタイトルでは小室哲哉じゃなくて小室等が出てきそうではないか! なんかフォークとかニューミュージックとかの香りがするタイトルだよね(実際の正確な番組タイトルは『スーパーライブ「あの日、僕らの青春時代」〜時を越えた80年代サウンド〜』)。

「日本のロックを築いていったEPICというレーベルを、ともに支えていたアーティストたちが集結する」、というのがこのイベントの骨子だろう。NHKなのでEPICという名前を出せないのは分かるが、主旨自体が「今まで(EPICというレーベルが)築き上げてきた“日本のロック”のすばらしさを再確認し、今後の日本のロックの発展を誓おう」というものから、「あのころの曲はよかったよね〜。なつかしいな〜」といったものにすり替わってしまったような気がするのだ。

もちろん「EPIC25」自体を知っていてTVを観てた人にはこのライブの背景は分かっていただろうが、知らない人は「あの人は今」に対するような視点で観ていた人もいると思うのだ。
鈴木杏樹のナレーションや時々挿入されていた来場者の声も、そういう「あの人は今」的雰囲気を盛り上げていた。

つまり、同じ素材でも編集の仕方次第でいかようにもできるんだな、ということをあらためて実感した気がしたのだ。
私はこのライブに実際に行ったわけではないのだが、そのライブに行って、バーンと大きなEPIC25のロゴマークの下で歌うアーティストたちを観るのと、鈴木杏樹のナレーションでなつかしの曲ライブとして観るのとでは全体の印象が絶対に違うはずだ。

今でも若々しい松BOW

と、苦言を呈しつつも、映像としてこのライブが観れただけでも私は大満足だった。
特に私が尊敬してやまない松岡英明の「今」の動く映像をTVで観れてうれしかったよ。シークレットゲストだったので、オンエアされないかもと思っていたのでうれしさもひとしお。

渡辺美里が「My Revolution」を歌う後ろで小室哲哉がピアノを弾く、というのもうれしい映像だったが、なんといっても圧巻は、出演メンバー総出演で歌う「SOMEDAY」。
佐野元春が歌う横では、小室哲哉がギターを弾く。2コーラス目では大沢誉志幸がリードボーカルを披露、と豪華な光景が展開される。率先してみんなを盛り上げる松岡英明(いいやつ)。
このシーンには「あの人は今」的な雰囲気は感じられなかった。そこにあったのは今現在進行形の日本のロックアーティストたちの姿だ。まだみんな道の途中なのだ。

ところで、渡辺美里「My Revolution」の作詞者が川村真澄でなく川島真澄と間違えてテロップが出ていたことも最後に一応指摘しておこう。

(2003/6/12公開 (あし)

LIVE EPIC25のDVD発売が決定したようです。
2003/8/20発売、2枚組だそうです。
2003/2/23の代々木第一体育館での模様を収録したものとのこと。
amazonの「LIVE EPIC25」DVD商品ページ

(2003/6/16追記 (あし)

この番組、8/2深夜0:50よりNHK総合(地上波)で放送されたようです。

(2003/8/3追記 (あし)

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