|
[→RGS680 TOP]
■なつかしのアイドルラブ&レビューのバックナンバーは以下より
●アイドルミラクルバイブルシリーズ発売記念 |
寝耳に水な千葉美加復活のニュース「千葉美加が芸能界復帰するらしい。」 あまりに寝耳に水なそのセリフは天の声だったのか、それとも妻の言葉だったのか。 「テレビ東京の特撮番組に出るらしい、詳しくはホームページまで。」 もしかしたら千葉麗子の聞き間違い? 彼女なら最近「ロンロバ」にも出てたし、特撮ヒロイン出身者だし。とにかくホームページを見てみる。特撮だけどアニメのコーナーにあったその番組は「超星神グランセイザー」。そのビジュアルを見て、全てが理解できた気がした。「サイバーコップそっくりじゃん。」 千葉美加は1986年のホリプロ・タレント・スカウト・キャラバンのヴォーカリスト賞として芸能界入り。1988年「電脳警察サイバーコップ」に上杉智子役で出演。同番組のエンディングテーマ「シューティング・スター」でプレデビュー。1989年5月21日「BRAND-NEW TOMORROW」[→レビュー]でCBSソニー(現ソニーレコード)より待望のデビュー。ミュージシャンでありアイドルという独自のポジションからミュードルと形容される(ミューにはミュータントの意味もあり)。ボーカリストとしての評価は高かったのだが、時代の流れに乗れずヒットに恵まれる事はなかった。 そんな千葉美加であるが、10月4日(土)朝9:00スタートの「超星神グランセイザー」の出演者として載っているではないか。謎の科学者・佐伯カリン役。小さいが現在のものと思われる写真も載っている。 たぶん歌手指向の強かった千葉美加本人は、そんなに望んでの出演というわけでもなかったであろう「電脳警察サイバーコップ」。しかし、そこでの頑張りが今回の復帰に繋がったと考えると、感慨深い。 なお、特撮つながりの復活劇(?)としては、「電脳警察サイバーコップ」でビーストマスター・ルナを演じた武田雅子が、「七星闘神ガイファード」(1996年4月〜1996年9月)で、悪の華・紫苑 恵役で好演した、という前例もあるようだ。 そんなわけで、今回はあと二人、原点回帰したアイドル(アーティスト)について語ってみたい。 クリィミーマミと折り合いをつけた? 太田貴子まずは太田貴子。 はっきり言って太田貴子を知っているほとんどの世間の人の認識は、クリィミーマミの人ね、というくらいだろう。実際彼女が表舞台で活躍したのはクリィミーマミが放送された1983年から1984年くらいまでだろう。 しかし彼女は、世間が持つ太田貴子=クリィミーマミというイメージを払拭すべく、アーティストとして努力を続けていた。クリィミーマミの楽曲には名曲が多く、番組自体の人気も高かったため、世間が彼女をマミとして見るのはしかたがなかったのかもしれない。しかしそれが彼女を苦しめる事になったことも事実だろう。 しかし、そんな彼女は1998年7月のぴえろ20周年記念ファン感謝祭にゲスト出演して、芸能界復帰宣言をしたというのだ。ぴえろとは、クリィミーマミを作ったアニメ制作会社。その後、クリィミーマミのLDボックス用に新曲を歌ったり、パソコン用のクリィミーマミの占いソフトに声優として参加するなど、マミとしての活動に精力的に取り組んでいたようだ。きっと年齢を重ね、マミとしての自分が期待されているのなら、マミを演じることもいいかな、と思えるようになったのではないかと推測する。 現在三人目の子供の出産のため活動休止中の彼女。2003年8月に行われたぴえろの25周年記念イベント「ぴえろアニメワールド2003」にはビデオメッセージで出演している。 [→太田貴子公式ホームページ「なちゅらる in The Box」] | 1/2 | つぎのページ [→RGS680 TOP] |
|
|
(c) RGS680 mailto:[email protected] |