今回のテーマは「ドールハウス」
ドールハウス
TBS系 木曜夜10:00〜
公式サイト→http://www.tbs.co.jp/dollhouse/
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主題歌はお色気系
- (あし):
- 主題歌のマリリンモンローのカバーを歌っている、bebeって人は話題の人みたいだね。ジャズとかクラシックとかの素養のある人みたい。
- (みど):
- 「I WANNA BE LOVED BY YOU」は、色っぽく歌われてますよね。
- (あし):
- 日本語詞の歌も歌っているようで、森山直太朗とか河口恭吾とか、日本語の響きを大切にしてるシンガーというくくりでも新聞で取り上げられてたよ、bebe。クラシックも歌ってるみたいだから、平原綾香とも比較されそう。
- (みど):
- 公式サイトの写真がすべて着物っていうのが、粋でいいですね。
- (あし):
- で、「I WANNA BE LOVED BY YOU」は確かに色っぽく歌われてるね。やはり10時台の番組ですから。お色気ありで。BaBe(ベイブ)じゃないよ、bebe(ベベ)だよ。
で、このドラマの核ってなんだろう?
- (みど):
- で、主題歌は色っぽいのですが、このドラマの核って、アクション? お色気? サスペンス? それとも?。
- (あし):
- このドラマにそんなにお色気は感じないな、私は。衣装はきわどいけど。
- (みど):
- 確かに、そんなにお色気はないよね。恋愛沙汰もあまりないし。かといって、アクションって言われると、それも、ちょっと中途半端。だって、武器が銃だからね。
- (あし):
- 私はこのドラマは「大人の童話」のようなものかと思うんだけど。ある種「ファンタジー」だよね。最後はなんかけむに巻かれる感じ。
- (みど):
- 最初で話した「裏の顔」の部分なんだけど、私は、そういうのにすごく憧れる人なのね。子供の頃からそんな空想してた人。だから、そういう意味では、私にとっては、ファンタジーもあるかも。ファンタジーというか、現実味のない憧れみたいなもの。
- (あし):
- そういう感じね。荒唐無稽さを受け入れられるかどうかが、このドラマを受け入れるかどうかだよね。いちいち「現実ではありえない」とか言ってたら、このようなドラマは見れないと思う。だいたいドラマとかを評して、こういうのだと、「リアリティがない」とか言って、現実的なのだと「夢がない」とか、どっちやねん、という評論する人多いよね。
- (みど):
- ドラマを見るときの心構えの基準かな。このドラマではこの部分を、このドラマではこの部分を、ってあるはずだし。そういう意味では、私の中では「ドールハウス」は、成立しているよ。
- (あし):
- 糸井重里が今は「小姑(こじゅうと)文化」の時代、って言ってて、みんな「ここが違う」とツッコミどころを探している、と言ってたんだけど、これすごい時代を捉えていると思った。
- (みど):
- 出来上がったものに突っ込みを入れるのは、すごく簡単なことなんだよね。で、作ったことのない人ほど、突っ込みをいれたがる。
- (あし):
- 成立しているかどうかと、面白いかどうかは別ね。ドールハウスはいろんな面でちょっと描き込みが足りない気がする。今後に期待、かな。
- (みど):
- 面白いかどうかは確かに別。私は、納得してみているってことね。せっかく7人も女の子が出ているから、もっと個性を生かしてくれればと思ったりする。
- (あし):
- まあ一話完結だから、事件の描き方がどうしても底が浅くなっちゃうのはしょうがないかもしれないけど。でも一話完結はいいと思うので、これからも裏が「白い巨塔」というのにめげずに我が道をいってほしい。
- (みど):
- うん。視聴率も1話は10%越えてたんだよね。全体というか、細かいところの描写をもうちょっと工夫していただけると、一気に面白さがupしそう。
- (あし):
- たぶん最初は様子見の部分もあると思うよ。たぶんこれからぐっと面白く…(願望)。
ドラマの内容というより、普遍的な話になってしまった部分もありましたが、つまり、それは、このドラマがいろんなメッセージを送っているってことにも繋がりますよね。ということで、あとちょっとブラッシュアップしてもらえたらサイコーなんだよな、ってことでまとまりました。まぁ、余計なお世話かもしれませんが。
では、来週は、「てるてる家族」の2回目の放談をします。お楽しみに。
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