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第31回:プライド

今回のテーマは「プライド」
フジテレビ系 月曜9:00
公式サイト→http://www.fujitv.co.jp/pride/

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「牡丹と薔薇」同様、出てくるキャラがみんなおかしいからね。

(みど):
失恋リサイタルは、やりすぎでしょう。亜樹がかわいそうだった。
(あし):
まあ、現実だったら確かにデリカシーなさすぎるよね。あの部分は視聴スタイルを「牡丹と薔薇」を見るときと同じモードに切り替えないと。
(みど):
ボタバラはなんでもありですからねーー。
(あし):
「プライド」は、昼ドラや大映ドラマを見るみたいにちゃかして見るのか、まじめに見るのか、視聴スタイルが難しいかも。
(みど):
自分の中に、モード切替機を持っておいて、そのレバーを右や左や真ん中にあわせながら見る必要ありだね。
(あし):
「牡丹と薔薇」同様、出てくるキャラがみんなおかしいからね。
(みど):
おかしいというか、極端ですな。

プライド:谷原章介イラスト

(あし):
まともだと思っていた牡丹もおかしくなってきたし、「プライド」の竹内結子もだんだん嫌な人に見えるようになってきちゃった。
(みど):
竹内結子も、夏川が現れてから、一気に壊れてきましたね。でも、実際2年も待っていた人があのタイミングで現れたら、冷静ではいられなくなると思うよ。けっこう、つっこみがあるみたいだけど、亜樹は、古き良き時代の女だから、夏川のところに戻ろうとしたんだと思う。
(あし):
マザコンのハルに対し、母性の亜樹なんだろうけど、なんかあの守ってあげるって感じが引いちゃう感じというか…。
(みど):
現代っ子なら、さっさとハルとくっつくだろうし。でも、実はマザコンハルに疲れていたのかも?
(あし):
いや、現代っ子なら、先の不安なスポーツ選手より、エリート夏川の方がいいんじゃないの??
(みど):
その前に、2年は待たないけどね。
(あし):
ああ、そうね。いや、さんざん遊んで、いざ帰ってきたら待ってたふりをするとか。で、それをロンブーにガサ入れされる。
(みど):
結局ばれるのね。

こころって自分ちゃん的キャラじゃなかったっけ?

(みど):
中越典子(の役・百合)みたいな女性ってたぶん、現実にもいるとは思うのだけど、ドラマで見るとやりすぎに思える。現実は小説より奇なりで、実際にはいるんだろうけど、ドラマや小説でみると、ちょっとひく感じ。
(あし):
うん、最近中越典子のCMが結構流れてるけど、「プライド」の百合のイメージで見られるとCMとして逆効果ではないかと心配したりして。昔は彼女「こころ」(NHK朝の連続テレビ小説)だったんだけど。こころもちょっと納得いかない性格の人だったんだよな。
(みど):
こころって自分ちゃん的キャラじゃなかったっけ?
(あし):
うん、自分ちゃんな感じだった。
(みど):
百合も自分ちゃんだよね。屈折してるけど。
(あし):
あ、そうか。亜樹の、他人のことに何にでも首を突っ込んで、自分はいい人、みたいにふるまうところが、NHK朝ドラの「自分ちゃんキャラ」に重なるから、いやな感じがするのか…。百合も亜樹も自分ちゃん、と。
(みど):
ふたりとも、朝ドラ出身だし。そうだよね?
(あし):
ああ、そうだ。竹内結子は「あすか」で自分ちゃんだった。
(みど):
しょうがないってことか!

プライド:あすかvsこころイラスト

(あし):
あすかでは敵役の佐藤仁美が嫌な人キャラを受け持っていたので、竹内結子自体がそんなに嫌な人には見えなかったかも。
(みど):
佐藤仁美は、最近RGS通信で話題になった人ですね。えーっと、「砂の器」で死んじゃった人だ。
(あし):
はい、覚えてください。

このドラマ見てもホッケーのルールすら分からないのでは?

(あし):
主題歌のクイーンの曲が売れているようです。
(みど):
アルバム1位とかとってましたね。
(あし):
私は思い入れないのでそれだけなんですが、さすがに曲は聞き覚えがありますね。
(みど):
確か、(鈴木)祥子さんは、フレディ・マーキュリーが大好きですよね。もちろん、クイーンも大好きだと言ってました。それを知った時に一度クイーンを聴こうとチャレンジしたのだけど、あまりのめりこむことなく終わった。でも、今聞くと、いいなと思ったりしますね。ドラマがきっかけで、過去の名曲が発掘されるのはいいよね。
(あし):
若い人にも受け入れられてるみたい。親子で聴けて嬉しいとか言ってる人がいるのを何かで読んだ。
(みど):
ただ、昔からのファンは、何をいまさら、と思うんでしょうね。おきまりですが。
(あし):
他に「プライド」効果として、アイスホッケーの観客がちょっと増えたらしいけど、でもアイスホッケーの良さを伝える内容にはなってないよね。スポーツモノドラマではないしね。
(みど):
確かに、このドラマ見てもホッケーのルールすら分からないのでは?
(あし):
選手何人かも分かんないし。
(みど):
一応、アイスホッケーのルールが気になる人へ。ただ、アイスホッケーって地味だったから、このドラマをきっかけにしてファンになる人がいればそれはそれで良しって感じかな。何ごともきっかけがないと知ることもないからね。
(あし):
アイスホッケーはアメリカでは大人気のスポーツなんだよね。四大スポーツだよね。アメリカのNHL(北米アイスホッケーリーグ)で活躍する日本人選手とか出れば、話題性はあるかも。そしたら絶対キムタクと対談とかやるよね、メイビー。
(みど):
そうだね。日本人が活躍するとやっぱり、ニュースでも取り上げられるしね。
(あし):
あと、最近TBSの深夜再放送枠で「ビューティフルライフ」やってるんだけど、キムタク演技が同じだね。薄まるから再放送してほしくなかったかも。フジテレビとしては。
(みど):
キムタクをいっぱい見たい人にはいいのでは? あと、放送中のドラマの前回分をやるのは日テレだっけ? そういうの増えたねー。
(あし):
TBSが最初だね、やり始めたの。あと最近土曜の昼間とかに総集編をやるのも多いね。総集編は便利なんだけど。
(みど):
うん、便利。「白い巨塔」は25日放送の総集編で一気に理解しようと目論んでます。
(あし):
第一話だけストリーミングで見れるとか、将来出てきそう。
(みど):
あぁ、やりそう。第一話を逃すと見ない人多いから。

(あし):そんなわけで放談後第十話が放送され、いよいよ最終回を残すのみになりました。はたしてハル→NHLにチャレンジ、亜樹→夏川と結婚、ですんなり終わるのか? 一波乱あるのか? 何はともあれ印象に残るドラマだと言えるのは確かなのではないでしょうか? 結構私は好きよ。と薦めたところでもう終わっちゃうんだけどね…。

次回は「警視庁鑑識班2004」を予定しています。お楽しみに。

公開:2004/03/17;構成:あし イラスト:あし
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