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誰もに優しいのは、時に誰にも優しくないのかも
:優柔不断といえば、東次です。「元カレ」あしさんは、最終回に納得した?
:結局優柔不断男は最後は二人とも失う、のかと思ったんだけど、ラストは違ったね。この手のドラマの定番から行くと両方と別れると思ったんだけど、うまく裏切られた。あまり後味のいい裏切られ方ではなかったけどね。なぜ東次ばかりがもてる?
:東次は、なんかおいしすぎだよ。女の子を泣かせたくせに。彼女たちが決めたことに乗ってるだけ。最後に、広末に言えたのも、内山理名が去ったからだし。
:結局最後まで自分から言わずに見事内山理名と別れられたもんね。ある意味粘り勝ち。ちょっと視点を変えると、東次はかなりの戦略家。
:悪い人にならないまま、広末を手にいれたか!
:主題歌のKinKiKids「薄荷キャンディー」はよかったね。効果的に使われてたし。「薄荷キャンディー」のよさがこのドラマを救った感じ。
:それは、いえるな。爽やかな感じがあった。さすが薄荷。主題歌といえば、「幸福の王子」の主題歌(ミスチル)は影が薄い気がしたけど、どう?
:優柔不断とはちょっと違うかもしれないけど、いい人過ぎて、やさしさが弱さだった主人公の「幸福の王子」ですな。まあミスチルらしい曲だけど、あまり歌詞が頭に入ってくるような曲じゃなかったね。
:誰もに優しいのは、時に誰にも優しくないのかも。
:テーマが「元カレ」よりは、はっきりしてましたね。
:設定も面白かったよ。平成元年から振り返ってくるっていうのが。謎解き部分もあったし。
:そうね。当時の世相とかをさりげなく挿入してるところが面白かったよね。たまごっちとか。尾崎豊が要所要所でキーワードになっていたね。
:そういう、世代だよね。ってまた、同じ世代だし。周平と海。携帯電話があれば、このドラマは成立しないしね。
:そういうのがなかった時代の方がドラマにしやすいとも言えるでしょう。
:「すれちがい」というキーワードが活きると。
:この番組は、連ドラっ子でもTV放談でも取り上げましたね。
:まだの方はチェックしてみてください!
人気者になるには特訓、合宿は通過儀礼ということで。まあ、青春ですね。
:で、同じく両方で取り上げた「ウォーターボーイズ」にいきましょうか。
:今日も、レンタルショップにいったけど、映画のビデオ約10本は、すべて貸出し中でした。結構、人気みたいですね
:このドラマって、出てる俳優達が本当に特訓してシンクロやってるんだっていうドキュメントとも言えるよね。で、そういう周辺情報あってこそのドラマだと思うので、ある意味メディアミックスあってのもの、と言える気がする。ドキュメントも放送されたしね。
:ずいぶん、練習したようですね。公式ページの「News TOPICS」にクランクアップの模様が、みんな泣いているよ。森山未來が、格好いい。
:ほう。最初は格好いいとは思わなかったくせに。
:いやぁ、嗜好は変わるものです。
:まあモーニング娘。でも最初は合宿するし。人気者になるには特訓、合宿は通過儀礼ということで。まあ、青春ですね。
:空に向かって「バカヤロー」くらいな青春です。
:青春と言えば「STAND UP!!」ですが。
:二宮くんですね。
:童貞卒業というのをテーマにしながらも、親子で見られるようなドラマです、という宣伝文句だったのですが、見てその意味がわかったような気がしました。いわば青春ドラマでした。
:40代の上司が絶賛してました。男なんてこんなもんや。こういうことしか考えとらんのや! といってました。
:うん、そういう年代に受けるのは分かる気がするね。「こんなもんや」って大阪弁?
:はぁ、大阪の方ですから。実は、私、あまりちゃんとみてなくて、詳しくは分からないのだけど。釈ちゃんシャツばかりが目立ってましたが、それだけではない、いい作品だったと。
:まあ、青春だなぁという話です。ちょっと古い感じの。もちろん作りはコメディなので、今風の笑える場面も多いですが。演出が堤幸彦なので、ディテールのこだわりも面白かった。二宮君はガンダムおたくだし、成宮くんはシャ乱Qのはたけを尊敬してるとか。そういう人物の描き方が活きてたね。
:びみょうですね、はたけっていうところが。
:ウォーターボーイズは5人だけど、童貞ボーイズは4人でした。
:結局、卒業できたのですか?>童貞
:卒業はしなかったけど、大切なものは見つけられました。鉄道オタク役だった山下くんはNewsでデビューですね。
:不思議なグループですね。9人体勢で、出演は7人。選手と補欠。
視聴率的にいまいちでもDVDが売れるドラマが最近多いみたいですね。
:で、大切なものをみつけたといえば、「すいか」。なんか、身近にあって見過ごしているものを見つけられそうなドラマです。
:こうゆうドラマもいいよね、というドラマですね。深夜とかでなく土曜夜9時にこのドラマをやったというのに意味があるのかな。
:ドラマチックなのがドラマじゃないのよね、って改めておもった。
:市川実日子って「いちかわみかこ」って読むのね。彼女、モデルの頃と印象変わったよね??
:「高原にいらっしゃい」に出てた市川実和子とは、どんな関係なのかしら?
:う…、名前が似ているだけでは?(実はこの時点で市川実和子が誰だか分からず)
:そうなのかぁ、なんか、印象は、ぜんぜんちがうんだけど、外見が似ている気がしてた。
:すまん。調べたらやはり姉妹だった。
:あぁ、私も今、同じ情報を発見してた。
:私がイメージ変わったといったのは、姉妹を混同していたからだ!(笑)
:なんか、すっきりした。
:私もすっきりした。で、「すいか」はDVDが売れそうな予感がしますね。
:じっくり見る人がいるでしょうね。
:視聴率的にいまいちでもDVDが売れるドラマが最近多いみたいですね。クドカンものとか、堤幸彦ものとか。
:工藤監督? クドカン? 九時、土曜。すいかは九時、土曜。
:宮藤官九郎をクドカンと呼びます(もはや常識)。自分では「くんく」と呼ぶのを流行らせようとしてるみたいですが。
:失礼しました。1970年生まれなんだ。若い!
:もしかして、あまり宮藤官九郎には興味なしですか?
:いや、今、始めて意識した。
:劇団「大人計画」の人で、脚本家として大活躍中です。俳優としてもいろいろ出てます。
:今、インプットされました。「木更津キャッツアイ」、「ピンポン」なにも見てない。
:こないだの春のクールでは「ぼくの魔法使い」、次の秋クールでは「マンハッタンラブストーリー」の脚本です。キョンキョンの出る。
:「夢のカリフォルニア」だった。
:そうそう。「夢のカリフォルニア」で堂本剛の兄で出てたね。
(2003/9/23公開)
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