昔はまったくのアイドルだったよ。ブリブリの。歌も出していたよ。

：本日雨の中、下北沢にベトナム料理を食べに行ったあしです。
：この対談が始まる直前、睡魔に襲われ、あしさんに電話で起こされたみどです。
：では今日のテーマは「大好き！五つ子5」ということで、みどさん今回初めて見たんだよね
：そうです。一応、火曜、木曜、金曜の分を見ました。この番組があることさえ、知らなかったです。
：ところで、みどさん森尾由美のアイドル時代の印象ってある？
：ない。アイドルっていうカテゴリーに入らないんだよね彼女の場合。歌とかうたってったっけ？
：いや、昔はまったくのアイドルだったよ。ブリブリの。歌も出していたよ。
：歌はぜひ聴かせたい！　ヘタなんだけど味がある。『森尾由美BEST』はシングル10曲完全収録の必携アイテム。

：キャラクター的には、ぶりぶりアイドルっぽいね。
：で、アイドル時代今ひとつマイナーな存在だった彼女が、今も生き残っていることに、私はちょっと不思議な感じを抱いていたのです。
：生き残るのはすごいことだよ。ちゃんと認識した時はすでに「おそく起きた朝には」とか、で妻であり母でありなんだよ。
：うーん。つまりアイドルとしてはパッとしなかった彼女が、しばらく潜伏して、あるとき綺麗なおばさんキャラとして花開いたということなのでしょうかね。
：おばさんというと失礼だけど、そうだね。でもそのほうが、長く活躍できるよね。

五つ子にしてはあまりに体格が違いすぎるだろう？　という違和感は否めない。

：で、この番組は、いつから始まっているものなのかしら？
：第1シリーズは1999年のようです。http://www.tbs.co.jp/drama_archive/set.htm
：1回目見たとき、正直、演技に「？」だったんだけど、2回目、3回目みていたら慣れてきました。森尾さんの演技見るの初めてだったかも。
：「はなまるマーケット」でもおなじみの森尾さんの主婦っぷりはどうでしたか？
：うーーん。正直、母としては肝っ玉がもう少しほしいところ。妻としては、OKだけどね。
：で、主婦としては、天然さがなくてつまらない。（ドラマだから仕方がないか！）
：たしかに森尾さんいい人過ぎで、キャラが立ってないよね。子役5人がやはり見どころなのでしょう。
：この5人は、当然1999年から同じ子役たちなのだよね。五つ子にしては、あまりに体格が違いすぎるだろう？　という違和感は否めない。
：まあ、もはや五つ子という設定はそんなに重要ではないというか…。違和感があるのならただの兄弟と思って見て下さい。
：五つ子というタイトルでなければ、分からなかった。たぶん4年前はそんなことなかったんだろうね。
：ちなみに子役さんたちはそれぞれ、森尾さんだったり、夫だったりおばあちゃんだったり、誰かに似てる人が選ばれてると聞いた事がある。
：あと、五つ子の名前が、拓也、美穂、慎吾、紀香、剛ってのは、笑えた。

：おお！　SMAP。別に気にしてなかった…。
：美穂は中山美穂でいいのかなぁ。紀香ってのが気になってて、調べたらこんなことになっていた。
：耳で聞くだけだとあまり気にならないので、気付かなかったよ。ノンちゃんが紀香ってのは確かに藤原紀香を意識させるな、とは思っていた。
：1999年時点の有名タレントの名ってこと？
：と考えると藤原紀香も長く活躍しているんだな。
：森尾さんの桃子ってのはどうなんでしょう？
：桃子さんかぁ、ハイティーンブギかな？古い？
：そうきたか。菊池桃子と連想するのが普通と思うが。
：あしさんは、５つ子のなかでは、誰がお勧め？将来有望というか？
：キャラとしてはやはり女の子二人に注目だが。
：この二人の女の子は、けっこう対照的に描かれているよね。
：そうね。
：性格的にはどっちもママ似ではない気がする。
：先週はちょっとジェンダーについて考えされられる回があったよ。ノンちゃんは女の子は女の子らしく、というのに疑問をもってないんだけど美穂はそれに「納得いかない」と反発するのね。で、ママが「それはジェンダーといって今世界中で考えられてることなの…」とか講釈たれるの。
：ママがジェンダー話をするの？　びっくり！
：ママは博学なのだ？？？
：その割には美穂ちゃんは鏡をチェックする時間が長いよね。
：ちなみに美穂ちゃん役の新穂えりかちゃんは、前回このコーナーで取り上げた「仮面ライダー555」にも出演しました。
：おぉ、、、、、、、、。こんな事件もあったなぁ。洗濯物が愛の劇場にもつながるね（洗濯物が母の記憶を取り戻す鍵になる感動的な話だったのだ）。
：そういえば、「仮面ライダー555」、「大好き！五つ子5」って、「5」つながりだね。

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