今クールのドラマでは、異色かつじんわり人気のあるドラマ「すいか」。「連ドラっ子」で取り上げたりはしていないのだけど、RGS680では、微妙にチェックしていたのだ。そして、サイト読者の方から、リクエストもいただいてしまった! これはやるしかない! ってことで本日は「すいか」について放談します。
■登場人物&STORY
「すいか」の主人公、早川基子を演じるのは小林聡美。彼女は、34才の信用金庫のOL。そして、もうひとりの主人公、エロマンガ家 亀山絆を演じるのがともさかりえ。ふたりが、女性ばかりの下宿屋「ハピネス三茶」で出会って、起こる日常のもろもろを描いたもの。他の住人は、大学教授の崎谷夏子を演じる浅丘ルリ子、下宿屋の大家、芝本ゆかを演じる市川実日子。そして、早川の同僚で3億円を横領して逃走中の馬場万里子役は、小泉今日子。
「すいか」の人気の秘密は?
:すみませーーーん。またやってしまいました。3回連続、電話で起こしてもらってしまった。さっきまで起きてたのに。ごめんなさい。ところで、今日の放送みました? (この放談は9月6日午後11時より行われています)
:うん。食事しながら見た。
:あしさんは、先週と今週の2回しか見ていないと思うのだけど、率直な感想とかある?
:7話は笑えるという面白さ、8話はちょっと暗いがいい雰囲気だった。2話見ただけだけど、人気がある理由は分かったような気がする。
:ナビゲート役の私も、実は全話見ているわけではないのだけど、なんていうのか、ドラマチックではないドラマがあるなと思っている。この放談をやるに当たって、もう一度サイトのストーリーを読んでみたの。なんか不思議なんだけど、強烈な印象ってのがないんだよね。心地いい記憶だけがあるんだ。それも、人気の秘密かなと思って。
:たいした事件がおこらない日常の中のドラマですよね。何人かの人物の日常を切り取って並べている感じだね。
:そうそう。夜の時間帯のドラマにしては珍しいよね。今のドラマは視聴率を意識して、奇をてらいすぎだからね。
:CM前のチャンネル変えさせないための盛り上げとか、次回への盛り上げとかがほとんどないよね。ドラマはまだいいけど、最近のバラエティの演出はむかつくこと多いよね。「トリビアの泉」もゴールデンになってひっぱりすぎ。

:でも、これが流行ったからって、こういうのを作ればヒットなんてのはないと思うけどね>関係者の皆様。
:でもまあ、全く新しいものってわけでもないから。こういう手法もあったよね、って感じかな。
:いいタイミングで、登場って感じですね。
脚本家「木皿泉」の力
:7話は脚本家がいつもと違って山田あかねで、8話はいつもの木皿泉だったみたいだけど、みどさん違和感ありました?
:あら? わたくし、気にしておりませんでした。あまり違和感は感じていなかったけど、あしさんは感じた?
:だから7話を最初に見たわけだから、違和感を感じるも何も…。今までの6話を見た人が、違和感を感じるかって話なんだから。
:あっ、ごめん。そうだよね。
:7話は結構笑える感じだったんだけど、今までもそうだったの?
:うん。私が見た回は、わりと。ただ、どこかしんみりってのも必ずあったなぁ。
:脚本の木皿泉がこのドラマのポイントだと思ってるんだけど。
:木皿泉って誰だ? あっ!「やっぱり猫が好き」の人なんだ! おぉ、なっとく。出演者に、もたいまさこがいるのも気になっていたのよね。
:そうですね。でもよくわからない。「やっぱり猫が好き」は古いのは全部三谷幸喜が書いてると思ってたんだけど。
:ここに「やっぱり猫が好き!」の作品簡易リストがあるよ。
:おお。「新やっぱり猫が好き」を書いてるのですな。>木皿泉
:そのようです。
:新とはいえ1990年ですが。
:その繋がりで、小林聡美の起用なのかな? 繋がりにしては古いか? 13年前。
:木皿泉の書いた作品の9割以上は小林聡美が出ているようです。
:えぇ! 木皿泉っていう人物が気になる。まさか、小林聡美の脚本名とか? ありえないか?
:私も最初、三谷幸喜、小林聡美のどちらか、あるいは共作でのペンネームかと疑ってみたが、ちょっと違うみたい。木皿泉は夫婦だそうです。二人の年齢を足すと100歳以上の。
:豆知識だ!
:周辺情報はともかくとして、この木皿泉の書くセリフのひとつひとつが、人々(たぶん30代女性)の心にヒットしているようですね。
:みたいですね。なんか、「すいか」の謎が解けたような気分。
:さらりと核心をつくような、深いセリフ。女性向けのちょっとしたいい言葉が載っている本とか最近多いじゃん。唯川 恵とか。ああゆう本を読む感覚で見れるドラマなんじゃないかな。
:ちょっと、背中を押す感じね。今日は、教授が自殺未遂の学生の親に対していった言葉、よかったなぁ。
:そうね、浅丘ルリ子格好いい。
(2003/9/9公開)
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