今回はお子様向け番組「美少女戦士セーラームーン」(実写版)&「超星神グランセイザー」のダブルで放談。最近の特撮ヒーローもの、ヒロインものってどうなの? とぉ〜い昔にお子様だったあし&みどが「月に代わって放談よ!」。
「月に代わっておしおきよ。」の名セリフで認識しているのかな。
:この放談の時間を間違えて、1時間前にみどをたたき起こしたあしです。
:それからまた寝てた(み)です。愛用のメガネがさっき、壊れていることに気づきました。実は少し前にもひとつ、壊しているんです。明日、さっそく新しいのを買わないと生活が不便です。
:今回は、「美少女戦士セーラームーン」と「超星神グランセイザー」の2番組についてでーす。どちらも土曜の朝です。
:初めて見ました。続けて見たら面白かった。局が違うのにすごく共通している。
:まずは、セーラームーンの話ですが…。
:セーラームーンは、漫画もアニメも舞台もなんにも見たことがなかったです。
:でも、名前を知ってはいるよね。ブームになったことも。
:「月に代わっておしおきよ。」の名セリフで認識しているのかな。
:世界各国で放映されている事は知ってました? 以前ハワイに行ったときに、テレビでやってたよ。
:いやぁ、知らなかった。あしさんは、いつから見てるの?
:私もセーラームーン体験は、アニメを2,3度見たことあるだけです。
:ある時期は、社会現象だったよね。世代的にちょっとずれていたけど、もう少し若いエリアだったら、見たりしたかもなぁ。
:女の子だけでなく、男の子も、大きい男の子も巻き込んだよね。大きい女の子もかな? で、ミュージカルも1993年から毎年何度もやっているようです。[→公式サイトのミュージカルページ]
親がファンで、子どもができて一緒にミュージカルに、みたいなことが起きているようです。世代をまたがってファンって人がいるものは強いよね。SMAPとかもそうかも。
:これは、やっぱり、若い可愛い女の子たちが、悪と戦うというところが魅力なのかなぁ。勇敢な姿とか。健気に見えるのかな?
:いろんな要素があると思うけど、物語の核は、なんのとりえもないような普通の女の子だったうさぎちゃんが、実はえらばれし戦士で、かっこよく闘うというところにあると私は睨んでいる。「ハリーポッター」と同じパターンね。
:おぉ、そうかぁ、うさぎちゃんは確かにお勉強ができるわけでもないしね。
:いわゆる「感情移入」ができるキャラ、というわけなんだろう。のび太と同じ。ってのび太はダメすぎだけど。
:でね、放送を見て思ったのは、戦隊ものは変身したときに顔まで覆われるものが多いので、本人じゃなくてもいいじゃない? でも、セーラームーンは、戦う時も本人だから、頑張ってる感が強いよね。戦い慣れしてないところが、心をくすぐる。
:最近の戦隊ヒーローモノで、かなり顔が透けて見えてるのがあったよ。この中にあるはずなんだけど、どれかわからん。[→スーパー戦隊百科]
:でも、やっぱり、戦い系の人が役に選ばれていたんじゃない? セーラームーンは、可愛いさ勝負だし。JACのひとではないし。私の中での女性戦士は、志穂美 悦子だなぁ。格好よくて好きだった。
:実写版「セーラームーン」は、流れ的には「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」「魔法少女ちゅうかないぱねま」などの流れなんだろうけど。セーラームーン本来の魅力と実写版の魅力とは別の部分もあるわけだし。
:「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」「魔法少女ちゅうかないぱねま」がわからないぞ。
:小沢なつき[→レビュー]がぱいぱい、島崎和歌子[→レビュー]がいぱねま。その後「美少女仮面ポアトリン」(花島優子)、「不思議少女ナイルなトトメス」(堀川早苗)と続きます。決めぜりふがある点では「ポアトリン」が「セーラームーン」に近いかな?
武内直子が冨樫義博と結婚したときには、収入20億円カップルといわれていました
:漫画、アニメ、ミュージカルもいまだに根強い人気で、実写版も始まり、「セーラームーン」作者の武内直子も儲かってしょうがないでしょうな。印税とか版権とかで。
:そうだよね。羨ましい話です。
:武内直子が漫画家の冨樫義博と結婚したときには、収入20億円カップルといわれていました。冨樫義博は「幽☆遊☆白書」,「HUNTER×HUNTER」で知られるこれまた売れっ子漫画家さんです。ちなみに私は、「幽☆遊☆白書」の前の作品の「てんで性悪キューピッド」の頃の冨樫義博の絵が好きで、参考にしてました。
:すでにここまで、いろんな形で再現されると、彼女はあくまで原作者であって、ストーリーは別のひとだよね。
:確かにもう作者の手をはなれているでしょう。
:テレビ放送のセーラームーンは、アニメのイメージと近い雰囲気の子を選んでいるだろうけど、そこらへんも審査員としての参加とかはないのかなぁ? もし私が作者なら、参加したいな。審査員。
:ここに武内直子のひとことが載ってるよ。[→番組公式サイトの情報ページ]
審査員として参加したかどうかは分からないけど、彼女主導の実写ドラマ化みたいですね。
:武内のコメントの「私的には、世界征服も出来、すてきなダーリンまで連れてきたセーラームーン」っていいねーー。
:うん。女性、いや人類共通の夢を完全制覇。
:オンナのパワーの源は夢でも恋愛でもなく欲望ですよ、とかもいいかも。
:これは、本質は男も女も一緒なんだよ、ともとれる。
:そして、この番組制作がCBCなんだね。愛知だよ。
:そう。で同じくCBC制作のキッズウォー5にも、セーラームーン主役の沢井美優ちゃんは出てました。[→キッズウォー5キャスト相関図]
:そうなんだ。ちなみに沢井美優はモデルさんだったんだね。[→ポニーキャニオンアイドル情報サイト]
:キッズウォーでの美優ちゃんは、脇役然としてたけど、セーラームーンでは主役然としていて、変わるもんだな、と思った。主役は主役という肩書きがつくるものなのかも。
:役に育てられるっていうのはあると思うよ。
:育てられるのもそうだけど、周りとの関係性にあるのかなと。主役として周りから扱われれば、主役然としてくるんじゃないかな。野球の四番打者とかも同じだと思う。
(2003/10/21公開)
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