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週刊テレビ放談

毎週お題とするテレビ番組について、
あし&みどが対談形式で好きな事言っちゃおうというコーナー。

木更津キャッツアイ

今回のテーマは「木更津キャッツアイ」
木更津キャッツアイ
TBS系 金曜夜10:00〜 全9回(2002年1月18日〜3月15日放送)
http://www.tbs.co.jp/catseye/

 

■■リスト■■
最終回
Matthew's Best Hit TV
関口宏の東京フレンドパークII
イシバシ・レシピ
警視庁鑑識班2004
プライド
TVチャンピオン
特捜戦隊デカレンジャー
トップランナー
てるてる家族(その2)
ドールハウス
仮面ライダー555(その2)
THE! 鉄腕! DASH!!
ピカプリ
はなまるマーケット
年末年始テレビばなし
紅白歌合戦(後編)
紅白歌合戦(前編)
課外授業ようこそ先輩
隠れ家ごはん!
木更津キャッツアイ
ビギナー&月9
歌番組(後編)
歌番組(前編)
テニスの王子様&名探偵コナン
セーラームーン&グランセイザー
情熱大陸
てるてる家族
世界ウルルン滞在記
2003夏の連ドラ
ウォーターボーイズ
すいか
愛のエプロン3
幸福の王子
大好き!五つ子5
仮面ライダー555

今回のテーマは、「木更津キャッツアイ」。

木更津キャッツアイイラスト

今回はハイテンションでお送りしまっす!!

(あし):今日、映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」を観てきた(あし)です。面白かった!! ので今回はハイテンションでお送りしまっす!!
(みど):えーーー。観て来たの? やっとこさ、ドラマの方を見終わったばかりって感じの(みど)です。でも、映画みたいなぁ。
(あし):あんまりいろんなところでやってないんだよね。渋谷、池袋は混んでそうだから、ちょっと遠くに行ってきたよ。で、行った映画館がいわゆる今流行のシネコンで、すごくよかった!(劇場が)。席指定だし。
(みど):じゃ、今日の放談は、あしさんの高いテンションを楽しみつついきましょう!
(あし):今映画観客動員数2位らしいですよ。「マトリックス」に次いで。さっき夕刊読んでたら、「昨年の『ピンポン』と同じミニシアター限定→全国拡大の興業パターンが再び成功」って書いてた。
(みど):ほう。しかし、ちょっと人気が先走ってるよね。

好きな人には、一生好きだと思える部類の作品だと思う。

(あし):ということで、今回の放談テーマは、「奇跡の映画化」を遂げた、「木更津キャッツアイ」です。基本的にテレビ版のね。
(みど):映画化されて、テレビ版もまたもやフィーチャーされている「木更津キャッツアイ」。レンタルビデオ屋では、かなりな人気ですよ。借りるの大変でした。
(あし):でもそういうのって、昔からのファンは複雑な心境だろうね。売れる前から応援してたのに、ってアーティストファンと同じ心境だったり。
(みど):このドラマに関しては、あえて見なかったということを記憶しているから、こういうヒットをされると、わたし的にも複雑。でも、宮藤官九郎人気に乗じているように思えるときもある。
(あし):マイナーなものがメジャーになるときって、二種類あると思う。本来メジャーになるべきものだけど、単に人に知られてなかったものがマイナーからメジャーになるのと、本来一部にしか受け入れられないモノが、何かのきっかけでメジャーになっちゃうもの。で、木更津キャッツアイは絶対的に後者だと思うのよ。本来マイナーなものなんだけど、いろんな偶然が重なって、メジャーになってしまった。
(みど):一部の人たちは、驚くわけですね。なんか、わかる気がするなぁ。
(あし):驚くというか、ふるいにかけられると思う。
(みど):ふるいにかけられる? 作品が?
(あし):いや、ふるいにかけられるのは受け手の方ね。なので、先に目を付けたうんぬんより、ふるいにかけられて残るかどうかだから、にわかファンが増えても、私はそんなに嫌な感じはしない。まあ、ついていけるかどうかね。
(みど):ふむ。
(あし):だから、好きな人には、一生好きだと思える部類の作品だと思う。私は一生好きだと思う。そういうファンも多いと思うの。木更津キャッツアイ。にゃ〜(←この辺がハイテンション)。
(みど):はやりものとは違うっていうのはあるかもと思うよ。

酒井若菜&平岩紙イラスト

(あし):ところでこの木更津キャッツアイ、交換日記の記念すべき第一回に出てくるんだよね。2002年3月3日。で、放送は2002年1月〜3月だったということです。
(みど):今さっき、探して読んでみた。
「とくに最近面白いと思ってるのが、木更津キャッツアイ、マネーの虎、ロンドンハーツ、仮面ライダー龍騎。なんかジャンルがバラバラだけど…。」
ってあしさんが書いてた。
(あし):RGS680の何かを予言してるような発言でもあるね。仮面ライダーも、のちにみどさん好きになるし。
(みど):うん。マネーの虎、ロンドンハーツ、はみてないけど。
(あし):そのうち、吉田栄作ブームがくるかもよ。

社員の漫画の出版を許すというTBSの懐の深さも感じるね

(あし):で、「木更津キャッツアイ」は誰のモノ? って話をしたいんだけど。たとえば小室哲哉プロデュース作品って、小室のものって感じがするじゃん。誰のモノというか、誰の手柄、と言った方がいいかも。いくら安室奈美恵が歌いこなしていても、やっぱり曲は小室哲哉のもの(所有物)って感じするでしょ。で、「木更津キャッツアイ」って誰のモノだと思う?
(みど):私は、クドカンだと思うけどね。短絡的? あしさんは?
(あし):手柄度では、まず主要出演者を挙げたい。でもクドカンの力による部分も大きい。なので、結局はそれを引き出した磯山 晶プロデューサーのモノ度が高いんじゃないかと思ったんだけど。
(みど):磯山さんの、可能性にかける姿勢ってのもあるかもね。
(あし):で、磯山プロデューサー、漫画家さんでもあるって知ってる?
(みど):えええ! それは知らなかったが、磯山晶って名前でやってるの?
(あし):いや、小泉すみれって名前で「プロデューサーになりたい」とか出版してます。Googleで検索すると、同名の別の人(たぶん)も出てくるんだけど。
実は、私、すごーく前にこの「プロデューサーになりたい」読んでて、最近あれが磯山Pだったんだってつながったんだけど。「天国に一番近い男」のサイトで彼女の絵が見られます。
(みど):いやぁ、多才ですね。
(あし):「プロデューサーになりたい」は磯山さん本人の手により、単発のドラマ化もされてます。この漫画、実話を元にした、いわゆる業界モノなんだけど、嫌みもなくすごく面白かったよ。借りて読んだんで、手元にないのが残念。
(みど):原作、プロデュースが本人ってわけですね。只者ではないわけだ。おまけに、1967年10月7日生まれですよ。もうちょっと上の人かと思ってた。我々と同年代なんだ。
(あし):社員の漫画の出版を許すというTBSの懐の深さも感じるね。


(2003/11/25公開)

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