今回のテーマは、「木更津キャッツアイ」。
今回はハイテンションでお送りしまっす!!
:今日、映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」を観てきた(あし)です。面白かった!! ので今回はハイテンションでお送りしまっす!!
:えーーー。観て来たの? やっとこさ、ドラマの方を見終わったばかりって感じの(みど)です。でも、映画みたいなぁ。
:あんまりいろんなところでやってないんだよね。渋谷、池袋は混んでそうだから、ちょっと遠くに行ってきたよ。で、行った映画館がいわゆる今流行のシネコンで、すごくよかった!(劇場が)。席指定だし。
:じゃ、今日の放談は、あしさんの高いテンションを楽しみつついきましょう!
:今映画観客動員数2位らしいですよ。「マトリックス」に次いで。さっき夕刊読んでたら、「昨年の『ピンポン』と同じミニシアター限定→全国拡大の興業パターンが再び成功」って書いてた。
:ほう。しかし、ちょっと人気が先走ってるよね。
好きな人には、一生好きだと思える部類の作品だと思う。
:ということで、今回の放談テーマは、「奇跡の映画化」を遂げた、「木更津キャッツアイ」です。基本的にテレビ版のね。
:映画化されて、テレビ版もまたもやフィーチャーされている「木更津キャッツアイ」。レンタルビデオ屋では、かなりな人気ですよ。借りるの大変でした。
:でもそういうのって、昔からのファンは複雑な心境だろうね。売れる前から応援してたのに、ってアーティストファンと同じ心境だったり。
:このドラマに関しては、あえて見なかったということを記憶しているから、こういうヒットをされると、わたし的にも複雑。でも、宮藤官九郎人気に乗じているように思えるときもある。
:マイナーなものがメジャーになるときって、二種類あると思う。本来メジャーになるべきものだけど、単に人に知られてなかったものがマイナーからメジャーになるのと、本来一部にしか受け入れられないモノが、何かのきっかけでメジャーになっちゃうもの。で、木更津キャッツアイは絶対的に後者だと思うのよ。本来マイナーなものなんだけど、いろんな偶然が重なって、メジャーになってしまった。
:一部の人たちは、驚くわけですね。なんか、わかる気がするなぁ。
:驚くというか、ふるいにかけられると思う。
:ふるいにかけられる? 作品が?
:いや、ふるいにかけられるのは受け手の方ね。なので、先に目を付けたうんぬんより、ふるいにかけられて残るかどうかだから、にわかファンが増えても、私はそんなに嫌な感じはしない。まあ、ついていけるかどうかね。
:ふむ。
:だから、好きな人には、一生好きだと思える部類の作品だと思う。私は一生好きだと思う。そういうファンも多いと思うの。木更津キャッツアイ。にゃ〜(←この辺がハイテンション)。
:はやりものとは違うっていうのはあるかもと思うよ。
:ところでこの木更津キャッツアイ、交換日記の記念すべき第一回に出てくるんだよね。2002年3月3日。で、放送は2002年1月〜3月だったということです。
:今さっき、探して読んでみた。
「とくに最近面白いと思ってるのが、木更津キャッツアイ、マネーの虎、ロンドンハーツ、仮面ライダー龍騎。なんかジャンルがバラバラだけど…。」
ってあしさんが書いてた。
:RGS680の何かを予言してるような発言でもあるね。仮面ライダーも、のちにみどさん好きになるし。
:うん。マネーの虎、ロンドンハーツ、はみてないけど。
:そのうち、吉田栄作ブームがくるかもよ。
社員の漫画の出版を許すというTBSの懐の深さも感じるね
:で、「木更津キャッツアイ」は誰のモノ? って話をしたいんだけど。たとえば小室哲哉プロデュース作品って、小室のものって感じがするじゃん。誰のモノというか、誰の手柄、と言った方がいいかも。いくら安室奈美恵が歌いこなしていても、やっぱり曲は小室哲哉のもの(所有物)って感じするでしょ。で、「木更津キャッツアイ」って誰のモノだと思う?
:私は、クドカンだと思うけどね。短絡的? あしさんは?
:手柄度では、まず主要出演者を挙げたい。でもクドカンの力による部分も大きい。なので、結局はそれを引き出した磯山 晶プロデューサーのモノ度が高いんじゃないかと思ったんだけど。
:磯山さんの、可能性にかける姿勢ってのもあるかもね。
:で、磯山プロデューサー、漫画家さんでもあるって知ってる?
:えええ! それは知らなかったが、磯山晶って名前でやってるの?
:いや、小泉すみれって名前で「プロデューサーになりたい」とか出版してます。Googleで検索すると、同名の別の人(たぶん)も出てくるんだけど。
実は、私、すごーく前にこの「プロデューサーになりたい」読んでて、最近あれが磯山Pだったんだってつながったんだけど。「天国に一番近い男」のサイトで彼女の絵が見られます。
:いやぁ、多才ですね。
:「プロデューサーになりたい」は磯山さん本人の手により、単発のドラマ化もされてます。この漫画、実話を元にした、いわゆる業界モノなんだけど、嫌みもなくすごく面白かったよ。借りて読んだんで、手元にないのが残念。
:原作、プロデュースが本人ってわけですね。只者ではないわけだ。おまけに、1967年10月7日生まれですよ。もうちょっと上の人かと思ってた。我々と同年代なんだ。
:社員の漫画の出版を許すというTBSの懐の深さも感じるね。
(2003/11/25公開)
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