第28回：トップランナー

（みど）：2003年に装いも新たに、再開したNHKの対談番組「トップランナー」。対談番組は、ゲストの素の部分がちらちら見えたりして、興味深いですよね。だから、けっこう好きだったりする私です。
そして、この番組は、司会者が若いということもあって、ゲストが緊張することなく話しているのかなぁって思ったり。そんなわけで、改めて、最近の2回分を見て、放談してみました。

放談日：2004/02/21（土）

「トップランナー」記憶辿り

（みど）：

確定申告の資料制作のために、領収書に埋もれています。ネットで計算できるようなので、やってみたのですが、慣れないツールは使いにくく、結局手書きで作ってます。今年は、2月中に提出するぞ！

（あし）：

いやーん。例によってなにもやっていないあしです。花粉の季節のせいか、鼻かみまくってティッシュに埋もれています。

（みど）：

あら？　すでに花粉ですか？　花粉症はお大事に。

（あし）：

いや、私は自分では花粉症だとは思ってないの。世の中多くの花粉症の人ほどひどくないので。花粉症ぎみ、とか軽い花粉症、とか言ってます。自称。

（みど）：

さて、今日は、NHKで放送されている「トップランナー」について放談します。トップランナーは、1997年から5年間放送されて、そのあと、1年間お休みして、2003年から装いも新たに再開された対談番組です。私は、毎回見ているわけではないので、公式サイトのバックナンバーを見ていろんな人が出ているなぁと驚きました。あしさんは、見てますか？

（あし）：

あんまり見てないかな。昔たまに見てた気がする。でも通して見てなかったかも。うーん、昔のMCって誰だったっけ？？

（みど）：

大江千里と益子直美ですね。

（あし）：

大江千里の記憶は多少ある。あ、グループ魂がゲストの回は見てる（公式サイトのバックナンバーを見て）。でもこのときは、対談形式じゃなかったよ。グループ魂の回は「トップランナースペシャル」になってるね。だからいつもと違ったんだ。ドキュメントっぽい内容で、グループ魂の曲がぞんぶんに聴けて貴重な映像だったよ。歌番組に出たりしないからね。公式サイトに載ってるのは、今のMCになってからのゲストだよね。

（みど）：

そうそう。前の情報がなくなっているの。個人サイトで、スタジオに行きましたっていう人のページはいくつか見つけたんだけどね。前の5年間にどんな人が出ていたかも気になるね。ほんのたま〜には見てたはずなんだよね。

（あし）：

この番組、いつも新聞のテレビ欄と解説欄でゲストの名前を見て、見たいと思うんだけど、放送時間には忘れてるんだよね、私の場合。柴咲コウの前のくるりなんかすごく見たかったなぁ。くるりは、J-WAVEの番組とか聴いていて、おもしろい人たちだと思ってるんだけど、映像で見たことないので単純にどんな顔してるんだろうというような興味で。

（みど）：

今回は、ふたりとも柴咲コウさんと江國香織さんの回を見たので、その2回で認識したトップランナーについて語ってみましょう。

「トップランナー」カテゴリー分け

（あし）：

「トップランナー」は、一連の、NHKが若者向けにやっている番組の仲間なんだろうね。「真剣10代しゃべり場」とか。基本的に若者向けだよね、就職前の人向けというか。

（みど）：

最後に若者ひとりかふたりから質問を受けるね。それはNHKらしい感覚かも。こういう番組って民放には少ないよね。

（あし）：

「カバンの中身を見せてください」という質問だったら民放的だけどね。

（みど）：

実際に、その人がどういう思いでその職業について、今はどう考えていて、っていう部分を話してもらえるのはいいな。以前、取り上げた、「課外授業ようこそ先輩」にも通じるね。いろんな仕事を知るっていう意味では、今売れてる「13歳のハローワーク」に通じるのか？　読んでないけど。

（あし）：

ところでさ、NHKホームページの、ニュース、天気、ドラマ、とかの、どのカテゴリーに入ってるんだろう、トップランナー？　探してみたけど、どのカテゴリーにも入ってないよね？　載せ忘れているだけか…？

（みど）：

うん、私も今探したけどないね。サイトマップも見たけど見つからず。「ドキュメンタリー/教養」か「バラエティ」なんだろうけど。

（あし）：

「わたしはあきらめない」がバラエティ、「真剣10代しゃべり場」が教育、「課外授業ようこそ先輩」がドキュメンタリー／教養って分け方も微妙だね。

（みど）：

思った〜。「真剣10代しゃべり場」は＜中学・高校＞向けなんだね。そっか、10代だからか。

（あし）：

まあ、この分け方の中では、「トップランナー」はバラエティなんだろうな。「わたしはあきらめない」に形態は似てるし。「トップランナー」が若者向け、「わたしはあきらめない」が大人向け、と考えると、ちょっと面白い傾向が。子どもには「トップ」を見せておいて、大人には挫折とそこからの再生を見せるという。

（みど）：

「わたしはあきらめない」はこの間の加藤登紀子さんの回を偶然みたよ。ホームページでは、あなたのあきらめないエピソードを募集してるんですね。視聴者とのコミュニケーションを意識してますね。

（あし）：

なんか、あきらめないエピソードって、若い人は書かなさそう。50代以上の人とかじゃないと、なかなかないよね。

（みど）：

確かに若い人は、まだ乗り越えきれてなかったりして、600文字にかけるほど冷静でないと思うよ。あきらめそう真っ只中とかだったりしそうじゃない？

（あし）：

あきらめないエピソードを大げさにすると、「プロジェクトX」にも通じるね。NHKつながり。ちなみに、私、「わたしはあきらめない」もいつも新聞のテレビ欄と解説欄を見て、見たいなと思うんだけど、オンエア時には忘れてしまいます。

（みど）：

「トップランナー」と一緒じゃん。NHKはなんだか忘れられかちですね。私も今回、かなりどきどきして、ちゃんとビデオ予約しましたよ。

（あし）：

民放のセオリーを無視した番組の構成だったりするからね、NHKは。時間帯が微妙だよね。

（みど）：

確かに「ポップジャム」もなぜあの時間にやるの？　って思うね。