■2003/12/28(日)
「M-1グランプリ」
http://www.m-1gp.com/
テレビ朝日系 18:56〜
コンビ結成10年以内の若手漫才師による勝ち抜き漫才大会。優勝賞金1,000万円。過去の優勝者は中川家、ますだおかだ。
:純粋に漫才のネタを見られる番組って今は少ないので、出演者にも見る方にも貴重な番組かも。最近の若手は笑いの沸点が低いけど、総じて面白く、そつがない。個人的には「笑い飯」(グループ名)がよかった。松本人志が審査員をやっていたのが新鮮だった。
「世界ウルルン滞在記 春よ来い!早く来い!感動の再会スペシャル」
http://www.ururun.com/
TBS系 21:00〜
過去の出演者がもう一度ホームステイ先を訪れるという定番の再会企画。
:レギュラー放送は毎回見てるわけではないが、スペシャルは必ず見ている私。定番と言うことであいかわらず楽しませてくれました。
特に羽田美智子が以前訪れたルーマニアのお母さんとおじいさんが、今度は逆に日本を訪れるというのがほのぼのしていてよかった。日本食を食べてみるとかいって居酒屋に行っていたが、もっといい店に連れて行ってやれよスタッフ、と思った。居酒屋の天ぷらはお口に合わなかったようです。
■2003/12/29(月)
「たけしの最終警告SP 本当は怖い家庭の医学2」
http://asahi.co.jp/special/keikoku.html
テレビ朝日系 21:00〜
身近な“病気(または病気を誘発する慣習)”の恐るべき実態を、専門家の意見や再現ドラマをまじえながら、多彩な角度から徹底解剖する番組。
以前放送されて好評だったらしく、第二弾。
:題名通り「怖い」内容だったが、考えさせられるいい番組だった。かなり極端なケースを取り上げて視聴者を脅しているようでもあったが、普段なかなか真剣に気にすることは少ない病気について、考える機会を与えてくれる貴重な番組だったと思う。
タバコ病ともいわれるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)に関する話題を受け、ヘビースモーカーというビートたけし、ガダルカナル・タカ、山咲トオルの三人が「タバコをやめます」と宣言していたのに好感が持てた。それがその場限りの発言だったとしても、幅広い世代に親しまれているたけしの発言の影響力に期待したい。何かというと反・タバコの話題ですいません。でも無知であるが故に被害に遭う人を食い止めるくらいの力は、まだテレビには残っているはずだと信じたい。だからこういう番組はどんどんやってほしいなぁ。
「ジェネジャン年末SP」
http://www.ntv.co.jp/jungle/
日本テレビ系 23:54〜
堂本光一がナビゲーターをつとめる「ジェネジャン」のスペシャル。レギュラー放送は終了しているがスペシャルでの復活。ジェネジャンのジェネはジェネレーションのジェネ。いろんな世代の人による「真剣10代しゃべり場」みたいな番組。ただ、ジェネジャンはしゃべり場ほどディベートっぽくはない。
:「なぜ人を殺してはいけないの」とかいった「命」に関する話題に対する、堂本光一、武田鉄矢、宇梶剛士ら芸能人と女子高生ら一般人とのトークバトルは見応えがあった。
武田鉄矢が人を諭すような話をすると、どうしても金八先生を連想してしまうね。でもさすがにいい話してました。
最後にガンで余命2年と宣告されたライターの人(「31歳ガン漂流」の作者・奥山貴宏)が出てきて、「何気ない平凡なことが幸せ」みたいなことを語った。それを聞いた今まで無気力だったという女子高生が「今までの自分は甘かった」とか反省して最後はチャンチャン、とまとまった。ちょっと出来過ぎかな〜とも思ったが、でも命のタイムリミットを告げられた人の話はそれだけで影響力が大きかっただろうし、彼の発言には確かに人を動かすものがあった。とはいえ、あまりいい言い方ではないが、最後に彼においしいところ全部持って行かれた感じで、金八先生も形無しだったね。
■2003/12/30(火)
「ザ・ベストテン」
http://www.tbs.co.jp/bestten/
TBS系 19:00〜
:何が嬉しかったかって、しょっぱなから長山洋子が、演歌の着物姿でなくアイドル衣装で登場して、「ヴィーナス」を歌ってくれたことでしょう。本人を呼んで昔のVTRを見るという番組は数あれど、実際に歌わせてしまうことができるのは、黒柳さんの力なのかもしれません。もちろん、長山洋子だけでなく、今は歌から離れている南野陽子の「吐息でネット」も危うさがまた、たまらなかった私です。
そして、現アイドルたちとかつてのアイドルたちとの絡みも、時の流れを見る形として成功だったと思います。それができるのは、今アイドルが再び活躍し始めているからでしょう。典型的なアイドルが居なかった時代には出来ない番組ですよね。松浦亜弥と松田聖子のツーショットは、松田聖子とSAYAKAのツーショットに勝ったんじゃないかと思ったくらいです。しかし、1位で登場した原田真二にはビックリ。原田真二、松田聖子、SAYAKAのスリーショットは見ている方がドキドキしちゃいましたよ。
なぜ、岩崎宏美がヘリコブターから歌わねばならなかったのかは、私には理解できず。都心の疲れた戦士たちに、空から癒しを送りたかったのかもしれませんが、おそらく戦士たちも年末で都心には居なかったことでしょう。
でもね、一番のおきにいりは、布施の「君薔薇」ですよ。ギター持って歌った姿、声、歌詞、メロディー、爽快でした。紅白では、ギターなしでしたからね。
■2003/12/31(水)
「第54回紅白歌合戦」
http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/
NHK 19:30〜
:一番印象に残ったのはゆず。中継先の伊勢佐木町商店街は、私が学生の頃アルバイトしていた想い出の街でもあるのです。そんな地にあんなにたくさんの人が! 驚きました。路上出身の彼ららしい、路上からの中継というのは紅白の歴史の中に新たな足跡を記したんじゃないかな。でも厳密にいうと路上ではなくステージになってたけどね(客との段差があった。通常ストリートライブにはステージはない)。
出演者が増えたせいで、一人当たりの持ち時間が短くなっていた。浜崎あゆみ、TOKIOクラスでもフルコーラス歌わせてもらえてなかった。森山直太朗なんかじわじわ盛り上げていく芸風なのに、エンジンかかり切ったころには演奏が終わってしまった感じ。ちょっと残念だったなぁ。
:「第45回輝く!日本レコード大賞」(TBS系 18:00〜)と紅白を続けて見て、改めて浜崎あゆみはすごい! と思いました。それは、大賞V3とかってことじゃなくて、以前、紅白歌合戦のテレビ放談で話題にした「何にでも出る浜崎あゆみはある意味偉い」に繋がるのだけど、賞を辞退するアーティストが多い中で、しっかり評価を受けるところがすごいと思ったんですよ。
一昨年、昨年に比べると、飛びぬけた楽曲を持っていたわけではないし、SMAPの辞退がなければ彼女は受賞できなかったかもしれない。しかも史上初のV3ということで、周りの騒ぎ方も一段と大きかった。そういう状況で受賞するのって、正直、本当に複雑な心境だと思います。それを彼女は、真正面から受け止めた。そこに、本当に拍手を送りたいと思いました。
そして、真っ白な衣装でレコード大賞を受賞し、真っ赤な衣装に着替えて紅白歌合戦に出演した彼女。赤坂から渋谷へ移動する距離での気持ちの切り替えにも拍手したいと思いました。
「ジャニーズカウントダウン2003-2004」
フジテレビ系 23:40〜
:東京ドームでのジャニーズ年越しコンサートの中継。
我が家は2004年はこれで新年を迎えました。
男闘呼組の曲で岡本健一が、光GENJIの曲で佐藤アツヒロと赤坂晃が出てきてちょっとビックリ。まあ今でもジャニーズ事務所所属の人が出てきただけなんだけど。
(2004/1/7公開)
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