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第27回:てるてる家族[2]

今回のテーマは「てるてる家族」
NHK 総合 月〜土 朝8:15〜8:30/再放送 月〜土 昼12:45〜13:00
NHK デジタル衛星ハイビジョン 月〜土 朝7:30〜
NHK BS2 月〜土 朝7:30〜7:45/再放送 土 9:30〜11:00(1週間分)
http://www3.nhk.or.jp/asadora/

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最初っからネタバレしてるわけだから

(あし):
で、てるてる家族の話に入ろう。脚本の大森寿美男は昭和42年生まれの神奈川出身ってことが分かったんですよ。昭和初期を体験しているわけではなければ、大阪人でもないのね。ちょっと意外だった。
(みど):
そう考えると、ある意味、客観視しているところはあるかもしれませんね。原作も、なかにし礼であって、本人たち(岩田家の人々)ではないですからね。
(あし):
うん、大阪人でない人が大阪を描くので、東京/大阪どちらからも受け入れられる描き方ができるのかな、と思ったり。
(みど):
やはり、大阪という街は濃い街なので、大阪の人が書くと、描きこみすぎる可能性があるのかもしれない。
(あし):
客観的というか、あまりひとつひとつのエピソードにのめり込んで描く感じではない作りになってると思っている。いい言い方が思い浮かばないけど、漫画的というか。ちょっと現実味がない世界を描いている感じがあるよね。質量がないというか。
(みど):
このドラマは、実在の人物がいるから、のめり込むととことんいってしまいそうですよね。だから、ある場所で、ブレーキをかけているのかもしれませんね。見る側はやはり、上原多香子をみながらも、いしだあゆみを思ったりしているし。話的にもこの後、ヒット曲を出すっていうことがわかって見ているし。
(あし):
そうね、春子はオリンピックに、夏子は歌手デビューしてヒットを出す、って最初っからネタバレしてるわけだから、変に盛り上げても興ざめってのもあるかもね。
(みど):
この先どうなるんだろう? って思わせることができないのは、辛いところですよね。
(あし):
といいつつも、春子のつらいトレーニングの日々や、勝てない時期、夏子の下積み時代、などもしっかり描いています。
(みど):
本で読むのなら、あぁ、そうか、あのヒットの裏にはとか、あの活躍の裏には、っていう感情で一気に読んでいくっていうのもあるけど。毎日15分の放送で、つまり15分ごとに、お楽しみや盛り上げが必要な連ドラには、ちょっときついのかも、って今さら思ったりした。
(あし):
でもまあ、実在のモデルがいるというだけで、エピソードのほとんどは創作なわけだから。それは脚本家の腕の見せ所でしょう。
(みど):
エピソードのひとつひとつが面白かったりするんだよね。

元雪組トップ娘役なんですね、春子役の紺野まひる

(あし):
で、春ちゃんは予定通り(?)、グルノーブルオリンピックの日本代表に選ばれました。春子役の紺野まひるちゃん、なかなかいいなと思う今日この頃。彼女宝塚歌劇団出身なんだね。
(みど):
元雪組トップ娘役なんですね。最近、宝塚は、退団するの早いね。まだ26歳なんだよね。

春子を見守る人々

(あし):
彼女がオリンピック代表に選ばれるまでの話は、なかなか盛り上がったと思ったのですが。清潔感、透明感があっていいね、紺野まひる。年齢的にアイドルとはいきませんが、今後活躍しそう。広末、小雪の事務所だし。
(みど):
透明感は感じますね。そして、スケートは、全くの初心者だったようですね。宝塚でバレエはやっているから、表現力や身体の柔らかさはOKだとしても、氷の上っていうことで、かなり特訓したんでしょうね。
(あし):
そうそう、スケートやってたはず、とか思ってたんだけど、それは先代(二代目)の春子なんだよね。ちなみに二代目春子と三代目紺野まひるとは顔のイメージがよく似てる。さすがの配役です。
(みど):
口元とか似てますね。
(あし):
原作で春子のモデルになった岡本治子が実際に紺野まひるのスケートの指導をしているそうです。で、しかもその岡本治子の娘と春子役の紺野まひるは宝塚歌劇団の先輩・後輩で友人だって。こういう偶然もあるんだね。
(みど):
宝塚って、すごく狭き門な訳じゃないですか? だから、この偶然はすごいと思うよ。基本的に、私は宝塚出身の女優さんはけっこう好きですね。涼風真世さんあたりから、好きだったんだけど、あしさんは、宝塚出身女優さんって特に意識したことある?
(あし):
あんまりないな。純名りさも朝ドラで宝塚だなってのが思い浮かんだけど。あ、黒木瞳は好きかも。
(みど):
ちなみに、黒木瞳は私も好き! そういえば、純名りさは、確か宝塚に在籍しながら、NHKに出ていたよね。当時、すごく驚いた記憶がある。私の周りにもヅカファンは多いですな。
(あし):
あ、そうだっけ。でも純名りさはあんまりシャープな感じじゃないので、宝塚っぽくはないなと思った。
(みど):
以前、ジャニーズの話題の時にも書いたけど、音楽学校の時から目をつけて育てていく感じがあるんだよね。
(あし):
それで、「○○ちゃん」とか本名で呼んだりするんだよね。通の人は。黒木瞳はショーコちゃんだそうだよ、宝塚ファンの間では。
(みど):
うんうん、本名で呼んだりしてるよね。
(あし):
で、話がどんどん宝塚になってるけど、冬子は実際にドラマの中で宝塚に入ったんだよね。あ、養成所か? 宝塚音楽学校でしたね。これはちょっと意外な展開でしたが。
(みど):
そうそう、私も驚いたんだけど、ここらへんはフィクションなのかな? ちょうど、リアルタイムで文化祭の回を見たの。で、あれ? 誰が宝塚に入っているの〜って思ってた。

冬子宝塚音楽学校卒業の日

(あし):
ちょっぴり宝塚の裏側っぽいのが描かれていて、ヅカファンも興味深かったのでは…?
(みど):
冬子は自宅から通っているんですよね。イメージとしては、全寮制かと思ってたけど。
(あし):
うん、ナレーションで、近くの人は通い、みたいな説明があったよ。
(みど):
そうなんだ。初めて知った。
公開:2004/02/18;構成:あし イラスト:あし
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