今回のテーマは「トップランナー」
NHK教育 木曜 24:00〜
公式サイト→http://www.nhk.or.jp/tr/
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柴咲コウはどんな人?
- (みど):
- さて、では、実際に見た放送の話にいきましょう。まずは柴咲コウの出演した回(2/12放送)から。
- (あし):
- 柴咲コウは、顔がキツイし、演じる役柄もそんな感じが多くて、世間にキツイ人というイメージで見られることも多いと思うので、最近意図してこういうトーク番組に出ているような気がする。
- (あし):
- あれ? おーい。
- (あし):
- もしかして、寝ちゃった??
- (みど):
- 今、睡魔が襲ってきたって書こうって思っていたら、その前に眠ってしまった。(数分間眠っていたみど。電話で起こされる。久しぶりにやってしまった>反省)
- (みど):
- 柴咲コウは、以前、別のコーナーにも書いたけど、イメージと違って、実際には「ほやや」ってした人なのかな思ったよ。だから確かに、イメージづくりでの出演でもあるだろうね。
- (あし):
- しかし、まあ、非常にまっとうな人だよね。たぶん同年代の人の中でもかなりしっかりした人だと思うけど。そういう意味で、自分を持っている(ありきたりな表現ですが)というところは、やはりパブリックイメージ通りな感じはしたけどね。
- (みど):
- スカウトされた時、父親にきちんと相談したというあたりの話が、もしやすごくちゃんとしたお家に育っている? っていう感じがした。事務所に入ってからは、遅刻もしたしっていう部分の話は、正直でいいなぁと。今、ちょうど「夢のカリフォルニア」のビデオ借りてみているので、ちょっと重なったりした。
- (あし):
- それ私も思った。「夢のカリフォルニア」での売れないモデル役と、オーバーラップしたよね。
- (みど):
- そうそう、「やる気あるの?」って言われて、事務所の人に「辞めれば」って言われて、ってところも同じだった。ちょうど、今日それを見たので、なんだか、とても強く感じたよ。感想文が得意だっていうことは、自分の気持ちや考えをまとめるのがうまいのかなとも。
江國香織はどんな人?
- (みど):
- 次は江國香織の出演した回(2/19放送)から。
- (あし):
- 江國さんは、初めてしゃべってるのを見ました。喋るときにやけに動いてましたね。
- (みど):
- うんうん。動いてた。そして、番組最後の「ビール飲みたい」は可愛かった。
- (あし):
- う…、聞き逃してる…。最後の本上まなみが撮影してるコーナー?
- (みど):
- そうそう。終わる瞬間のセリフね。
- (みど):
- 作家さんてまぁ、いろんな人がいるでしょう? その中でも、社交的な作家さんですね。
- (あし):
- どんなところが?
- (みど):
- 寡黙な人もいるじゃないですか? 書くことですべてを表現するから、トークはあまりしないっていう人。
- (あし):
- 作家には神秘性というかそういうのを求められるのもあるからね。こういう番組に出てトークすること自体が社交的だということね。ウチにこもり系ではないと。
- (みど):
- そうです。ウチ派ではなさそう。作風的には、コミックの影響を受けていると言われていたりもするし、今回もマンガの話してましたよね。ここのインタビューに少女漫画に影響を受けた話もでてる。
- (あし):
- 吉本ばなな以降の女性作家って、少女漫画の影響を受けていると言われている人多いよね。
- (みど):
- そうなんだ。あまり意識していなかった。最近、女性作家の本をあまり読まなくなっているからなぁ。本人もキャンディキャンディとか読んでましたって言ってたしね。「リボン」と「なかよし」なんて、まさに世代的に近いなと思った。あしさんは、江國作品は何か読んでる?
- (あし):
- 江國作品は、たぶん家に文庫が2冊あると思う。1冊半くらい読んだのかなぁ。ファンというわけではないです。
- (みど):
- 私は、江國作品と知らず、映画「きらきらひかる」を観にいったのが江國作品との出会いだったと思う。愛知県時代に。単館上映だった。先日、「号泣する準備はできていた」を図書館で借りて読んだのだけど、心にぐさりとは来なくて。作家と読者っていうのは相性があるからなぁと思っていますけど。家には、江國本は1冊もないですが、おそらくほとんど読んでいます。ただ、記憶が曖昧。私も、ファンかと言われると違うと思う。
- (あし):
- 基本的には短編の人だよね。量産型の人なのかな。
- (みど):
- 短編だったね。「号泣‥‥」も。
- (あし):
- 読みやすいってのはあるだろうね。一話が短いし。文章のリズムもいいし。雰囲気を楽しむタイプの小説だと思うけど。今回は、朗読するコーナーがあったじゃない。本人が自分の作品を朗読するのを聴けたから、あれは貴重な映像かもね。
- (みど):
- それは、思った。本って黙読するけど、言葉に発して尚、美しい言葉ってあるだろうし。本人もそれはすごく意識して書いているっていってたね。
- (あし):
- 私のベスト5みたいなコーナー(Favorite5)で、「女心をくすぐる阪神タイガース選手ベスト5」ってのが、意表をついていて面白かった。
- (みど):
- 意外さっていうのは、人の魅力になりますね。
- (あし):
- たぶん江國さんにしてみれば、司会の二人なんか若造だし、どこかには「自分の作品を理解できてるの?」とか思っててもおかしくないと思うんだけど、そんなそぶりもなく、丁寧に受け答えしてたのが(あたり前かもしれないけど)、いいと思った。
- (みど):
- 司会の二人が、「ここが良かった」って説明する姿が、この収録のために予習しましたっていうのが見える瞬間があって必死さを感じたよ。(もちろんいい意味でね)
NHKを見る人って、正直少ないと思うのだけど、けっこう面白い番組があるんですよね。そのひとつが、この「トップランナー」。いろんな角度からのトップランナーが出演するから、けっこう楽しみだったりします。司会のふたりもいいコンビでゲストから話を聞きだしているし。今後は、今まで以上にサイトをチェックして、逃さず見たいなと思ってます。
次回は、日曜朝の新番組「特捜戦隊デカレンジャー」を予定しています。お楽しみに。
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