第24回：THE! 鉄腕! DASH!!

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完全、視聴者参加型番組へ

（みど）：

でね、今ソーラーカーっていうのもやっているのね。それは、車をオークションで買うところから始まって、ソーラーカーに改造して、車検を自分たちで通して、日本を一筆書きで回るというものなんだけど、この間みたら、ドライバー募集をしているの。最初は、全部TOKIOがやると思っていたのだけど、なかなか進まなくて、どうするのかなと思ったら、潔く、視聴者参加型にしたのもいいなと思って。

（あし）：

募集要項に性別がないのがいいね。男女雇用機会均等法。

（みど）：

運転＝男性ってイメージがあるけど、今はそうじゃないしね。私の見た回は、女の子二人だったよ。で、参加した視聴者もサイトに紹介してあって、いいなぁと。これって、こっそりスタッフが移動させちゃっても、ある意味わからないじゃないですか？　でも、できないならできないなりに考えたなと思ったりしてる。

（あし）：

すっかり視聴者参加企画になってるね。

（みど）：

ソーラーカーは完全にそうなったね。恐竜発掘もそうだったね。

DASH村について語ってみる

（あし）：

でも、この番組の視聴者って、TOKIO目当てってわけでもない人が多そうだから、なんだTOKIOじゃないじゃんってことで見るのやめるってわけでもなさそうだよね。

（みど）：

まぁ、必ずDASH村にはTOKIOの誰かはいるし、ほかのコーナーが違ってもそれでも楽しめるね。

（あし）：

番組のスタイルとして、かなり完成されてるんだろうね。キラーコンテンツ（DASH村）もあるし。いろいろ新しいことにもチャレンジしてるし。

（みど）：

DASH村の中だけでも、家つくりから始まって、田を作って、畑つくって、果樹園つくって、井戸掘って、瓦焼いて。といろいろやってるし。動物も、アイガモ、ヤギ、犬といろいろいるしね。出産もさせたりしてるし。話題は尽きない。

（みど）：

ちなみに村は2000年に開村してます。DASH村を見ることで、都会の子供たちが米がどうやってできるのかとか、知ってくれればいいなと思う。あと、豊作の年と不作の年。気候によって左右されることも知ってほしいな。

（あし）：

大人たちにも、じゃないか？

（みど）：

確かに米は米屋でしか見ない人も多いしね。そういえば、六本木ヒルズには、屋上に稲作の場所「けやき坂コンプレックス屋上」があります。都会の子供のために作ったみたい。見学もできるよ。

（あし）：

今20歳くらいの人って、米がどうできてるかも知らなそう。いや、まあ私も米作りに詳しいわけではないけど、子どものころは、徒歩圏内に普通に田んぼがあったからな。

（みど）：

うちの実家は、家の隣が見渡す限り田んぼです。ただ、じぶんで田植えとか稲刈りっていうのは、学校の授業でしかしてないから、知らないといえば知らないのだよね。

（あし）：

学校の授業でしてるだけで十分だよ。

（みど）：

DASH村では、すべてが手作りだなぁと思って。ざるも金属のものは使わないし。

（あし）：

見てなつかしく思ってる年配の人も多いでしょうね。

（みど）：

そういう意味では、家族で見られる番組ですね。

（あし）：

たまたま最近新聞に「鉄腕DASH」についての記事があって、それによると、「TOKIOのメンバーは、だいたい週に一度、2〜3人で村に来て、一日中汗を流します。収穫した野菜などは東京に持ち帰っているそうです」とのこと。

（みど）：

自給自足ですね。

（あし）：

あと、「DASH村はどこですか？」という質問に対するプロデューサーの言葉がいいので紹介するね。「場所がどこであれ、見てくださる人の心の中に、それぞれのDASH村を持ってもらえれば」だそうです。

（みど）：

おぉ、いい言葉ですね。DASH村は、みんなの心の中にひとつずつあるものかもしれないね。物を作ること、そして生きていくということ。

「鉄腕DASH」開始秘話？

（あし）：

公式サイトに載っている「鉄腕DASH」が生まれた日の取材メモを見ると、松岡の好きな（憧れの）人に小泉今日子の名前が！！　マンハッタンで共演してよかったね、と。最後は結ばれたし。

（みど）：

ほんとだ！　そして、城島がペーパードライバーって書いてある。今は、ソーラーカーで運転できてよかったね。

（あし）：

長瀬（16）の、メンバーによくかわいがられている、ってのもいいよね。

（みど）：

個別メモの山口の秘められた闘志、力持ちはそのとおりだ。職人肌って書いてあるのも納得。

（みど）：

なんだか、予想以上に盛り上がった気がする今日の放談。話しているうちにロイヤルガーデンサラダとの共通項が見つかった「鉄腕DASH」。ちょっと身近に感じてしまった。

（あし）：

ありきたりですが、メンバーが40歳とかになってもこの番組を続けてくれると格好いいかな、と。TOKIOは解散とかせずにずっとTOKIOでいそうな感じがするな。

（みど）：

確かに。

と、いうわけで、「THE! 鉄腕! DASH!!」について語ってみました。最近は時間に追われて、なんでも簡略化したり、便利ツールを使ったりっていうのが当たり前だけど、時間や手間をかけてすることもいいよね。やってみてわかることってたくさんあると思う。番組をテレビのこっち側で見てるだけじゃなくて、自分たちも何かにチャレンジしたいし、その心を忘れたくないな、と思いました。

次回は、ついに最終回を迎えた「仮面ライダー555」について二度目の放談を予定しています。お楽しみに！