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あえてナレーション慣れしてない人を起用しているのが狙いなのでしょう。
:で、この番組、毎回ナレーターが豪華です。意外な人がやってるのね。
:気にしてなかったのだけど。たとえば?
:秋元康の回はともさかりえがナレーションでした。
:おぉ、プロのナレーターではないわけですね。
:前、遊佐未森がやってたこともあった。
:えっ! それは驚きました。ナレーター声じゃないような。
:あなたが見たカメラマンの回も、「えっ」ていう人がやってたと思うよ。
:だれだったんだろう? 番組ばっかり気にしてた。
(再放送で確認した結果、篠原ともえがやっていたことが判明しました。)
:竹下景子もやってたなぁたしか。まあ、とにかくいろんな芸能人が。
:それは、公式サイトでは紹介されてないね。
:「ようこそ先輩 ナレーション」で検索すると、いろいろひっかかるけど。たとえば河内屋菊水丸の回は原田伸郎(あのねのね)のナレーションだったとか、作詞家・阿久悠の回は斉藤由貴だったとか。だれか一覧にしてWebで公開して下さい。
:桜井幸子、山本太郎、平野 文、小西美帆とか、ひっかかりますね。犬山犬子もだ!
:あえてナレーション慣れしてない人を起用しているのが狙いなのでしょうし、それは成功していると思えます。
:今度、見るときには意識してみてみます。(追記:12/7放送のナレーターは、まる子ちゃんことTARAKOさんでした!)
:でも、気になるのは、ナレーションがちょっとおしつけがましいってこと。
:説明しすぎってこと?
:たとえば、子どもたちのやってることに対して、決めつけのナレーションが入ったりするところ。「先生のアドバイスで○○ということに気づいた××ちゃんは、みちがえるように上手く△△ができるようになりました。」とか。ほんとに○○に気づいたのかよ、と突っ込みたくなる。
:きっとそう思っているだろうってことで、話を進めているところがあると。
:子どもってホントに理解してるのかどうかいまいち分からない所ってあるじゃん。でもナレーションが入ると、ああ子どもたちは先生のいうことを理解したんだな、と見てる人は思っちゃう。
:気まぐれかもしれないしね。
:見てると気づくと思うけど、結構そうやって話をまとめようまとめようとしている回とかあるよ。
そういわれてみると、すごくナレーションでフォローしてたかもしれない。
:以前糸井重里が出演した回があったんだけど、糸井さんのやろうとしたことが難しすぎたのか、子どもたちついてきてないな、と私は見てて思ったのね。
:糸井さんですか? 見たかったなぁ。
:でもナレーションでは、子どもたちは糸井さんのやろうとしたことを理解して大成功、みたいな着地を見せたのね。で、見てて「あれ?」と思った。
:うーん。確かに、大人になっちゃうと当たり前に思えることが、子供の頃ってわからないじゃん。
:あ、いや、大人にも難しい課題だった。河原で石を拾ってきて、その石を題材に詩を作る、だっけ? なんかそんなの。「個性」っていうことを伝えたかったみたいなんだけど。
:詩を作る、ことは感情の部分ですからね。感想文同様、子供にはハードル高いです。
:で、のちに本人が「ほぼ日」で、失敗だった、みたいなこと書いて落ち込んでました。でも番組としてはナレーションで救われてたということですね。失敗でした、では終われないので、ナレーションがカバーしてる部分は大きいかな、と。
:先週の写真家の人のときも、気持ちを伝える写真ってことだったので、子供たちはすごく悩んでました。そういわれてみると、すごくナレーションでフォローしてたかもしれない。「○○くん、まだ納得が行かないようです。」とか。本当にそうなのか? とつっこみたいシーンもあったかも。
:そうそう、その感じ。分かってもらえてよかった。
:たしかに、一日とかで、分かるものじゃないよね。作業的なことだったら、理解も早いけど、気持ちとか感情は、やっぱり生きてみて生まれるものだから、子供に要求するには、難しいと。
「ひだまりの詩」を超えたと。
:で、ル・クプルの歌うテーマソング、「縁は異なもの」って、番組にすごく合ってていい感じだと思うのですが。ある意味、「チューボーですよ」のオープニングと双璧。
:ごめん。曲まで、頭に残ってないや。まあ確かに、「縁は異なもの」ですよね。
:「縁は異なもの」は、「ようこそ先輩」の主題歌としてずーーっと使われてます。私にとってはル・クプルの代表曲。
:「ひだまりの詩」を超えたと。
:番組で使われてる部分で完結してるんで、あつらえて作った曲じゃないかと思ってるんですが。
:つまり、書き下ろしってこと?
:短いイントロがあって、ちょっとの間でちゃんと完結しちゃうんですよ。
:これも、今度見たときにチェックしてみますね。
:でも、ちゃんとした一曲として存在してるようなので、そこをベースに他の部分を作ったのか、TVで使われてる部分が短縮バージョンなのかだろうな。なんか耳に残る曲です。
:1998.6.3発売、「もしもあなたと暮せたら」のカップリングの曲ですね。
:聴いてみたいな、フルバージョン
:では、アマゾンでチェックしてください![→「もしもあなたと暮せたら」商品ページ]
:買ったら、その部分しかない曲だったらショックだよ。
:有線にリクエストするか?
:あと、アマゾンで「ようこそ先輩」で検索するといっぱい本出てるのがわかるよ。驚いた。
:書籍化されているのですね。良質番組ですから、活字としても伝えると。
:そうね。小学生が読めるような本かどうか分かりませんが、学校の図書館にもおいてありそうだね。書籍版「ようこそ先輩1」は1999年3月の発行ということで、少なくとも5年前には放送していたようですな。
:ル・クプルの曲の発売が1998.6.3だから。そのころからやっていたのでは?
:あ、そうですね。
(2003/12/9公開)
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